ああ新年早々なんと傲慢で乱暴であることよ 「謙虚で丁寧であり続ける」（二階・自民幹事長）

謹賀新年

新春初笑いは幹事長の言葉だった。

「国内外から高い評価を頂いていますが、大切なことは
「謙虚」「丁寧」であり続けることです」

この自分の言葉の根本的な矛盾に、気づかないのか幹事長。

「通常国会では復旧復興対策や経済の下振れリスクの回避、未来への投資を盛り込んだ「令和元年度補正予算案」ならびに「令和２年度予算案」を速やかに成立させることが不可欠です。

　近年、これまでの想定を超えた自然災害が頻発しており、防災・減災、国土強靱（きょうじん）化の重要性はますます増しています。自然災害で一人の命も失わせてはなりません。国民の生命財産を守り抜く防災・減災、国土強靱化を、今後も強力に推進してまいります。

　安倍（晋三）内閣は８年目を迎えました。この間、ＧＤＰは６５兆円、企業収益は３５兆円、国・地方の税収は２８兆円、就業者数は３８４万人も増えています。日米同盟のさらなる強化、平和安全法制（安全保障関連法）の成立、自由、民主主義、基本的人権、法の支配を共有する「価値観外交」の展開などにより、わが国の存在感は確実に高まっています。

　国内外から高い評価を頂いていますが、大切なことは「謙虚」「丁寧」であり続けることです。学ぶべきところは謙虚に学び、正すべきところはしっかりと正していく。こうした姿勢を改めて心に刻み、政治を前に進めていかなければなりません。」

「国内外から高い評価を頂いていますが、大切なことは
「謙虚」「丁寧」であり続けることです」

この自分の言葉の根本的な矛盾に、気づかないのか幹事長。

「謙虚」な人が自分から「高い評価を頂いています」なんて言うのか？！
傲慢そのものじゃないか！
「丁寧」な人が、「国内外から高い評価」の裏付け、いったいどんなものがあるのか
具体的には語らないのか？！
あまりにも大雑把でぞんざいではないか！

「自然災害で一人の命も失わせてはなりません。
国民の生命財産を守り抜く防災・減災、国土強靱化を、
今後も強力に推進してまいります」

ゼネコン関係者が「よっしゃあ！」と新年早々言うたことでしょう。
災害そっちのけで宴会して選挙運動してという党のくせして。
ゼネコン潤わせて献金「１円ももらいそこねてはなりません」だろが。

「安倍（晋三）内閣は８年目を迎えました。この間、
ＧＤＰは６５兆円、企業収益は３５兆円、
国・地方の税収は２８兆円、就業者数は３８４万人も増えています」

政見放送の三原じゅん子か。
その中身を丁寧に謙虚に語れ。
全然バラ色でない話になるはずだ。

「日米同盟のさらなる強化、平和安全法制（安全保障関連法）の成立、
自由、民主主義、基本的人権、
法の支配を共有する「価値観外交」の展開などにより、
わが国の存在感は確実に高まっています」

「自由、民主主義、基本的人権、法の支配を共有」。
レバノンに逃れたゴーンがこれ聴いたら
腹抱えて笑います。それとも頭から湯気たてて怒るか。
習近平が国賓も当然のこと。価値観はこちらとのほうがよほど「共有」。

「わが国の存在感は確実に高まっています」蚊帳の外だもん、目立つわな。
ゴーンの日本脱出劇でもまたまた日本が「存在感」高めている。
それを「世界の中心で輝く」なんて誤解している（宣伝している）首相もいるが。
（こんな形で存在感を示した人権大使もいました『「うるせー！黙れ！笑うな！」　
〜誰がどこでそんなことを言っているのですか？』 ）
「日本は人権が世界で最も進んだ国」だというのだ。まさに「世界の中心で輝く」日本の姿である。

「国内外から高い評価を頂いていますが、大切なことは
「謙虚」「丁寧」であり続けることです。
学ぶべきところは謙虚に学び、正すべきところはしっかりと正していく。
こうした姿勢を改めて心に刻み、政治を前に進めていかなければなりません」

よくもまあ、次から次へとホラを新年早々並べたてたもんだ、幹事長。

ウソ初めや
みな嘘とわし
感じちょー

とまあ、よくもまあ、新年早々、安倍自民の悪口ばっかり言ってられるもんだと私のことを
このブログ読んでくださっている方々も呆れてしまわれたかもしれませんが、
今年もどうかよろしくおつきあいください。

今年はいろんなことが「噴出」する年になりそうだと暮に書きましたが
やはり一つの臨界点に達しそうです。
今年もネズミよろしく安倍政権をかじり続けたいと思っています。
そしてこの国がこの政権ゆえに奈落に転がり落ちてゆくさまを
できるだけ多くの人に知ってもらいたいと思っています。

もうかじるくらいでは追いつかない。天チュー！
という人もいるかもしれません。
もちろん、選挙で鉄槌をという意味です。

今年もどうかよろしく！ m(_ _)m

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ああ、なんと傲慢で乱暴であることよ
「謙虚で丁寧であり続ける」

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「謙虚で丁寧であり続ける」
なんという言い草。言葉のごまかし。なんという「詐欺的な手口」。
さも、これまでも「謙虚で丁寧だった」と言わんばかりだ。
「続ける」というのだから。

二階が「謙虚」で「丁寧」であるさまは
これまでもこのブログで何度も紹介している。

秋元議員について聞かれ、激怒。ブチ切れて「おれ」「おまえ」と本性丸出し。

丁寧で謙虚な人なら

「災害対策でここへ来たのだから、その話はまた場所を改めて」

くらいで済ますところだ。

もっとも選挙が近づくと多少は丁寧になり「おれ」「おまえ」も
「私ども」「皆様がた」
に変わったりするのだが。

桜を見る会に「枠」があってどこが悪いと開き直ったり。

タグ「二階俊博」より：

秋元議員逮捕 ～IRに愛あ～る安倍政権の崩壊は近いのか？ [2019/12/28 17]

「おれに聞いてんだけど、今そんなことの説明に来たんじゃないじゃないか、
おまえ。場所を考えて言え」（二階俊博）

NHKの忖度編集　～舌の根の乾かぬうちにまたひとつ今日もうそつく安倍ぞ悲しき [2019/12/03]

　「（桜を見る会に関して）十分説明している」

安倍晋三カウントダウン　私物化があなたを葬る [2019/11/21]

　「（議員枠）あったって別にいいじゃないすか」

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口利きとこの「金もらう案件」を呼ばずに何を口利きと呼ぶ [2019/09/02]

　次男役員企業「乗っ取り事件」相棒の元ヤクザ逮捕

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差別よし 人それぞれに人生観 ～東アジアにネオナチ政党 [2018/07/24]
「人それぞれに人生観ある」

落としたれ突き落としたれ二階から [2017/07/01 ]

　「（選挙で）落とすなら落としてみろ」

するってーとな二階 [2017/04/27]

　「ちょっと間違えたら明日やり玉に挙がって、次の日首だ。こんなアホな政治ありますか」

　「それのほうの首を（取れ）」「始めから排除して入れないように」

いつも大人しい盲導犬だが病院で補助器具を外したときのこと。

その犬は人が（というか犬が）変わったように飛び跳ね出して
職員一人一人に挨拶をするように跳ね回っていった
というお話。

私はこれを読んで、その昔
ニューヨークの平和集会で盲導犬に連れられ静かに現れ静かに去っていった
盲目の紳士のことを思い出していた。その犬のストイックな姿に心打たれ
「おーよしよし、おまえはすごいねえ」となでなでしようとしたら、
他の人から、盲導犬に構ってはいけない、仕事の最中なんだから邪魔をしてはいけない、
訓練で身についたものを壊す恐れがある、と諭された。
自分の常識のなさを恥じるとともに、盲導犬への尊敬の念を深めた次第。

今回この投稿に惹かれたのは、補助器具を付けられた盲導犬が、
何か今の日本社会、日本人に思えたからだ。
補助器具は、安倍政権はすごい、自民党は正しい、アメリカはいい国、日本は美しい、
などなど
信じ込ませるマインドコントロール、メディア支配、言論の自由の抑制、印象操作、アベノウソ、などなど
であり、日本と日本人はいい加減この補助器具から解き放たれて、
もういちど自由に跳ね回る必要があるのではないか、と思ったのだ。

もちろん、みんながみんなそうではなく、中には自分からしっぽをふって安倍にすりよる
タチの悪い人たちもいるわけだが。

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