ガスと浣腸と総裁選



筋肉痛、術創痛に続いて今度は便秘の苦しみであった。
全身麻酔をすると腸が活動をやめてしまうし
抗生物質の投与で腸内細菌も殺すので
手術後は便秘がちになるのだそうだが
丸4日まったく便通がない。
便を柔らかくするという薬を
毎食後飲んでいるのだが
全く効き目なし。

腹は張るし
便意を感じて便器にまたがって
ウンウンうなるが何も出ない。
きばると傷痕のあたりも痛いし、
医師もきばるのは良くないから
きばるなと言われるので、きばるのはやめ、
この4日というもの、
幾度も便器にまたがるが、
結局最後は
悲しいほど皮肉な悪態をついて諦めている。
クソー!くそったれー!

ゆうべは別の下剤をもらい、
今朝も踏ん張れど出て来ず。
でも、もう一息、
ほんのすぐそこまで来てはいる。
いよいよ出る、
と思えど、どうしても出てこない。
これが苦しい。
痛みすら感じる。
もう何回またがった。何回踏ん張った。何回うなった。
糞満やるかたない。
ソファーに腰掛けても、尻の上というより
クソの上に乗っかってる感覚。

ついに喉までつかえているような感じになって、
朝飯も食べたものやらと思いながら、
上から入れないことには
下からも出てこないだろうとも思い、
無理して食べる。

しかしもうダメ、看護師さんにもう限界と訴えると、
下から刺激して出やすくするという
座薬を入れて下さったが、
汗だくになってウンウン唸っても
きばっても呻き声を上げても、
苦しさと気持ち悪さが増すだけ。
傷跡もズキズキしてくる。

あゝ、こりゃダメだ、
ガスは出た、あと一歩、
しかしダメだ、
今回の入院で、これまでで一番苦しい、、
と思ったが、
結局、浣腸一本でドバーッ!
とあっさり解決。

なんでこれをもっと早くやってくれなかった!

ガス出ても便通はなく中抜きの

スッキリ浣腸ああすがすがし


安倍の辞任表明を太閤秀吉が死んだようなものとすれば
(実際「喪に服す」べしと言っておられる自民党の元議員もおられるとかで)
今は石田三成(スガ腸浣)がしゃしゃり出てきて
「私が親方様の体制と遺志を引継ぎつぎつかまかつる」
とでも宣言したようなところか。
この三成は、親方様の数々の悪事に加担し、
その立案、実行、隠蔽、はぐらかし等々の
中核を担った男。
ところがなにくわぬ顔をして、
その総括も責任追及も「必要ないから必要ない」
とばかり、体制をそのまま引き継ぐと言い、
五大老も密室の談合でそれを支持。
ところが徳川家康がいない。

このままでは関ヶ原の合戦も起きなければ、
ましてや大阪冬の陣も夏の陣も起きない。
そしてそのうち秀頼が出てくる。
それは河野太郎か小泉進次郎か。

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さあ管(くだ)も外れる
次は抜糸だ

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バッハの無伴奏チェロ組曲(1番〜6番)

ヨーヨー・マが、バッハの無伴奏チェロ組曲の全6曲を
間に一度だけ休憩をはさんで連続演奏したときに
事前のインタビューで面白いことを言っていた。

手術を受けたり、つらい思いをしたがこの曲を聞いて救われた
といった手紙をいちばんもらうのがこの曲だというのだ。

ヨーヨー・マ自身、側湾症という背骨の病気で若い頃に手術を受けている。

ヨーヨー・マ(全曲、連続演奏)

 

ヨーヨー・マ、インタビュー
(事前に収録したインタビューをBBCは3番と4番の間の休憩中に紹介している)


 

「私にとって
これらの曲を分析したり演奏したりして思うのは
バッハが、不可能なことをやろうとしていたということ
弓を使った、基本的に単一の旋律を奏でる楽器のために
対位法的にいくつもの声部があるかのような曲を作るということ

いかにしてそれを成し遂げるか
そこに神秘、難しさがあるわけですが
彼の解決法は、超絶的な作曲というだけでなく、
たとえば低音部でひとつの音符を提起する
しかしその完結は7秒後だったりする
チェロが他のことをしたあとのこと
そこで何を利用しているか、というと
聞き手の耳を利用しているんです
そうやって一つの提案が完結する

それは私が何かを(途中まで)思いつきそれをほのめかし
あなた(聞き手)がそれを完成させるようなもの
その間、私は別の新しいことを考え始めている

それをバッハは見事にやってのけるのです
それは空前絶後というか
バッハがしたような
そのようなことをする
能力のある人は
これまでほとんどいなかったと思います」


「私がバッハの無伴奏組曲をよく演奏する理由の一つは
音楽の中に
非常に強力な効果が組み込まれているようだからです
この音楽はなぜかほかのほとんどの曲よりも
辛い思いをしている聞き手を助ける
ある種の反応を呼び起こすようなのです

子供からも大人からも
手術を受けるといった
とても辛い思いをしていた
そのときにこの音楽を聞いて救われた
といった手紙をこれほどもらう曲もほかにないのです

ですからこの音楽を実況で演奏できて電波にも乗る
ということでとても有り難く思っています
というのも、この音楽は、辛い思いをしている人の
助けになるかもしれないからです

聞き手の協力で何かを完結してもらうというのは
バッハが使う心理的な仕掛けということだけではなくて
聞き手に参加してもらうということで
それが内面に届くーー
聞き手はもちろん無意識のうちにですが
それを完結する、そしてその結果、
より良き全体の一部となったように感じるのです」

(これら6つの組曲はそれぞれが6つの舞曲から成る:
 プレリュード、アルマンド、クラント、サラバンド、メニュエット(/ブーレ/ガヴォット)、ジーグ)

ヨーヨー・マによるとそれぞれの組曲の中核をなすのがサラバンド。

「サラバンドというのは北アフリカの遊牧民の女性の踊りだと思いますが
スペインに持ち込まれ、禁止されます
あまりにも扇情的で猥褻だと思われたからです
ですから視聴者もそういうのが嫌だったら7分間
サラバンドのところではスイッチを切る必要があるかもしれませんね
しかし禁止されたのですが禁止されるとどうなるか
他のところに行くんですね
だから南アメリカに行ったしフランスに行った
そしてフランス人はこれが大変気に入って
優美な形で取り入れ
バッハの組曲でも優雅な曲となっています
しかしこのサラバンドこそが
それぞれの組曲で
核の部分になっているのです」


1番
https://youtu.be/4l5Ef8hMXEg?t=50
2番
https://youtu.be/4l5Ef8hMXEg?t=1177
3番
https://youtu.be/4l5Ef8hMXEg?t=2490
4番
https://youtu.be/4l5Ef8hMXEg?t=3917
5番
https://youtu.be/4l5Ef8hMXEg?t=5541
6番
https://youtu.be/4l5Ef8hMXEg?t=7202


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「サラバンドが組曲の中心」というヨーヨー・マの説には驚いた。
私もかつて若い頃、この曲をヴィオラで弾いてよく言っていたのだ。

「ここはよくさらばんといかん」

さらいすぎて私は手を壊し、指が言うことをきかなくなり、
楽器を諦めざるを得なくなった。
いまも左手が不自由で、肩もガチガチに凝っている。
今回の手術後の筋肉痛がとくに左の肩や肩甲骨のあたりで酷かったのは
そのせいかもしれない。。

バッハの無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ版+)

2番
ヴィオラ:川本嘉子



ヴィオラ:今井信子



3番

ヴィオラ:今井信子



4番


ヴィオラ:今井信子


第1番
ヴィオラ:今井信子


第5番



第6番



最後はチェロでもなくビオラでもなく
チェロ・ダ・スパッラ!

(肩掛けチェロ)

ビオラというよりチェロ系の音だ
しかし弾くほうにしてみれば
ビオラとバイオリンがひとつになったような楽器だ
指づかいにせよ調弦にせよ

チェロと同じく(ビオラの1オクターブ下の)
下からC、G、D、Aだが
その上にもう1本、E線がある

音も演奏も実にすばらしい

第6番




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マイスキーの演奏は素晴らしく、このページで聞けるのはいいが、
広告が入るのがまずいすきー、、、

2番
 
 
3番
 
 

1番


4番
  
5番
 
6番


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