白とりは大とりを超えず
〜日本に清く正しく美しく強い横綱もういないのか
フェイスブック友1:そこまでして勝ちにこだわるかと驚きますが
それが彼の生き方なんでしょう。
「体力の限界…」と言って引退した横綱もいましたが。
のら猫:体力は限界でも彼の場合はまだ精神力がすごい。
精神力というと聞こえはいいですが、それはここでは
欲望であり、奇策を用いる知略であり、
張り手やプロレス技も使っても相手は
我慢するしかないという横綱という
いわゆる地位の優越性の濫用ですから、
あまりほめられたことではないと思うんですけど。。
フェイスブック友2:横綱相撲という言葉があるくらいで、
ただ単に強いだけでは横綱にはなれないからなあ。
それが相撲という世界。嫌なら辞めたら良い。
その伝統を変えたいのなら、変えたら良い。
のら猫:まず14日目の正代戦です。
あれは相撲ではなく
年末に民放でやっている
Kー1格闘技の世界。
徳俵にまで下がった横綱の仕切りなんて
初めて見ました。
横綱たる者、相手十分で受けて
なおこれを制するようでなければなりませんが、
この奇襲(というか奇守)で
正代の当たりを封じました。
あそこまでして横綱の座にしがみつこうとするのは
頂けません。
正代は、そのあと続け様に左、右、左と
3発張り手を食らい、
あっけなく土俵を割りました。
そして迎えた千秋楽の結び、
照ノ富士との14勝同士の対決、
白鵬の立ち合いはこれまたプロレス技・
右のエルボースマッシュ!
そしてまた張り手を繰り出す。
正代とちがって気の強い照ノ富士は、
張り手でビシバシ応戦、、
かーっとなったに違いありませんが、
それもまた白鵬の思う壺、
気がつけば右四つになられて、
両まわしをがっちりとられ、
腰高の自分は上手に手が届かない、、
と慌てたその瞬間、
タイミングよく下手をほどいた白鵬は
渾身のコーテーナーゲー!!、、
たまらず照ノ富士はばたり
土俵に這ったのでした。。
白鵬は好きになれん。
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m(_ _)m ごっつあんです!
そこへ白鵬擁護のフェイスブック友の乱入!
(映画「ロッキー」のテーマ音楽をバックに
毎日??回の腕立て伏せを欠かさない
日本初の戦わないさる有名テレワーク弁護士、、、)
↓ ↓ ↓
フェイスブック友3(戦わない弁護士):
うーんとですね、白鵬も36歳。
横綱なのに、ではなくて、もう歳だから、
こんなことでもしないと勝てないということだと思うんです。
正代に負けると、優勝するために千秋楽で本割と優勝決定戦で
2番連続で照ノ富士に勝たないといけなくなるので、
それはもう絶望的。
お年寄りを大切に
白鵬「『引退』の2文字が隣に来ていた」復活Vに祝福の嵐
モンゴル総理大臣からも電話
2021.07.19 デイリースポーツ
https://www.daily.co.jp/general/2021/07/19/0014515715.shtml
のら猫:年寄りなら年寄り株でも取得して引退すればいい。
白鵬が強いのは誰もが認める。
誰も成し遂げえなかった45回の優勝、すごいです。
大鵬ですら32回。
しかし、かつてしのぎを削った相手の
甥や息子とまでやっていてはいけません。
奇策を弄したりプロレスまがいのことまでやって…。
横綱は美しく散ってこそ美しいのであって、
老いて醜い勝ち方して地位にしがみついていては、
文字通り老醜そのもの。
自分の偉業を自ら汚しています。
戦わない弁護士:綺麗に散るのも華、
汚れてもしがみつくのもまたこれも華かと。
もちろん、寛兵衛さんの美学は侍らしくてよくわかるのですが
もう、お相撲は日本人だけのものじゃないですし。
のら猫:相撲もいつしか勝ちにこだわって
駆け引きをやるようになったきたのは嘆かわしい。
例えば立ち合いです。
昔の相撲取りは、行司が「時間です、待ったなし!」
と言って軍配を返すと、すんなり、すっと立ちました。
もちろん呼吸が合わず「待った」になることもありましたが、
今の力士のように、無駄な動作や駆け引きはなし
(立ち合いが汚かったのは関脇の長谷川くらいでした私の記憶では)。
栃錦、若ノ花なんて大一番でも、はいよ、ほれっ、てな感じで立つ。
今の力士はというと、背中をそっくりかえしたり、
両足をバタバタさせたり、闘牛の牛じゃあるまいし
足で土俵の土を何度もうしろに掻いたり
白鵬みたいに両足をバネみたいにびょよよんびょよよんさせたり、、
いちいちうるさくってしょうがない。
すんなり立てよ!と言いたいですね。
これは柔道でもそのようで、昔は「始め!」で、
すっとお互いのえりとかをつかむ。
もちろん少しせめぎ合いはありますが。
ところが今は中々組まない。組ませようとしない。
自分有利な体勢にこだわり過ぎじゃないでしょうか。
そーゆーふうに思います。
私は保守的なんですよ。
先生は、どこまでも寛容で、
相対主義でリベラルですね。
私も理想としてはそうありたいですが
特にこのような文化の問題となると
私はほとんど国粋主義ですから。
戦わない弁護士:この論点は僕が分が悪いのは認めます
僕は朝青龍ファンでしたから笑笑
のら猫:私も朝青龍、好きでした。ただし、途中まで。
戦わない弁護士:偉そうに白鵬批判してる舞の海なんて、
スンゴイ立ち会いでしたし、関係ないけど、日本会議です
のら猫:舞の海は大学の後輩へのいじめも自慢してました。。
ひょっとしてクリスチャンかな正代関
右の頬打たれ左の頬出し
フェイスブック友1:まー、横綱の取り口としては
如何なものかという気はしますが。
のら猫:そこまでして勝ってはいけない。
大の横綱がへんな小細工して見苦しい。
正々堂々と戦って、それで負けたら仕方ない。
それはそれで深い感動を呼びます。
さしもの大横綱も、、と。
いずれにしましても
故郷の生んだ大関・正代の続ける不甲斐ない土俵に
今場所はこの一番にかけるべし!
白鵬に勝って存在感を示せ!
と意気込んで画面を見つめていたら、白鵬の奇策、、
両者立ったまま睨み合い
まるでボクシングのような一番、、
ここは昔いたこれまた熊本の力士、福の花(別名「フックの花」)
に戻って来てもらって殴り返してもらいたかったです。
フェイスブック友4:見ていましたが、酷かったですね。
あんな事までして勝ちたいかと、我が家では非難轟々。昨日も。
相撲が汚れた気がしました。
とは言え、うちの県からは朝乃山で、
何も言う言葉はないです。私はそっと応援しています。
のら猫:朝日山、一年のブランクは答えますね。
残念でならない。まだまだ未完の大器なだけに。。
1年間の待機とは、、とほほ。。
フェイスブック友4:生朝乃山にパッタリ
町中で会ったことがあります。
明るくて気さくな好青年で。力が出るよう念を送ったら、
半年しない内に優勝しました。
私の念力は少し遅れてですが効果が出ます。
のら猫:私もパッタリ出会った力士何人もいますが、
モンゴル大使館の近くで出会った旭鷲山が
いちばん嬉しかったです。
大ファンでしたから。
横綱の美しさはその散り際
とくに無敵に思えたほどの強い横綱が
さびしく去っていくとき
そこにあるそこはかとない哀れこそ
悲しくも美しく、、
大鵬は行司差し違え事件で連勝記録の更新が夢と消え
あの大人しい大鵬が「わしゃ負けとらん、わしゃ負けとらん」
そう言いながら酒を煽った
ひと場所で一斗飲み干したとか
それがもとで力士寿命を縮めて引退したのだ
現役時代の大鵬は私は好きではなかった
あまりにもあっさりと勝つものだから
強さや技のすごさを感じず
ただ図体がでかいだけ
と思っていた
容姿が優れていて人気があるだけ
と大鵬の相撲には魅力を感じず
ほかの個性派力士を応援していた
しかしやめてから彼の相撲への思いや
生い立ちや
弟子を育てる様を知るにつれ
なんと偉大な人であることよと
一転して大ファンとなった
白とりは大とりに優勝回数でこそ上回れど
横綱としては遠く及ばない
そう思っている
美しくない
憎たらしい
ありがとうございました! m(_ _)m
「大相撲」タグ:
旧ブログの関連記事はこちらのタグから → https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2021-07-18
コメント
フェイスブックでモンゴル相撲のことを悪く言う人がおられたので反論を書いたら、ご本人も納得してくださった。
このブログの読者にも誤解されるとまずいので、そこでの返信を以下に貼り付けておきます。私はモンゴル人やモンゴル相撲を悪く言うつもりは毛頭ないのです。
「…それは差別的な言い方でよくありません。
モンゴル相撲にそもそも張り手なんかあるんですか?
それに後半の話は全然関係ないです。
モンゴル相撲は投げ技などが基本で、その伝統を持つ彼らが日本に来て相撲をしてくれることで、日本の相撲はずいぶん救われていると思います。彼らがいなければ、大相撲はあんこ型の丸っこい人たちがバンバンぶつかって突き押ししてあっけなくバタッと倒れたり、実につまらないものになってしまって今よりもっと衰退していたのではないでしょうか。足腰の良さ、投げなど多彩な技、、大相撲の魅力を引き継いでくれているのは彼らです。旭鷲山(「技のデパートモンゴル支店」は私の大好きな力士でした)。
それと後半の原発とかソ連の消滅とか「外資」の話がつながりません。モンゴルの若者たちが日本に来たのは、後継者不足、人材不足に悩む日本の親方たちがわざわざモンゴルにまで出向いて発掘し、連れ帰ったからであって、外からモンゴルの人材を乗っ取っているのは我々日本ではないのですか。
ばかりか、モンゴルのウランを狙い、さらにはそれと引き換えというか抱き合わせで、日本の核廃棄物をモンゴルに引き取ってもらってモンゴルの草原に埋めようなどという人の道を外れたようなとんでもなく虫のいい計画を進めようとしていたのは(今もその企み捨てていないのかもしれませんが)我が日本です。モンゴルの資源を乗っ取り環境を汚染しようとしているのは、他でもない、日本ではないですか。」