バイパスにうちいでてみれば白たえの富士の高嶺に雪はふりつつ
晴れ渡る空を仰ぎて生き返る雲ひとつなく苦もひとつなく
梅林を行けば乙女のひとりおりこれがほんとのバイリンギャルかも雲か山か呉か越か 水天髣髴青一髪 瞥見す大魚の波間に跳るを
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息抜きにうちいでてみれば真白にぞ富士のすそまで雪はつもりつ
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この山はいつか来た山
あの山はいつか見た山
この人はいつかいた人
幾たびも迷い見落とし道しるべ
引き返すには遅い人生
梅林の小道をひとり彷徨えば甘き香りにほんのりと酔い
江ノ島と三浦半島ほの見うら
いつかきた山また来たんざわ
雲か山か呉か越か別件す大魚の股間に跳るを
実はこれ伊豆の大島きらきらとみおもを照らす冬日なりけり
甘き香の白に桃いろ梅つくし
霜柱踏み行く山も春立ちて手編みの服も梅もほころぶ
そら
うみ
あお
木々の山々
花々の色々
ほんのりと甘いかおりに
ひんやりと風のつめたさ
ざくざくと霜ばしら
ひだまりと
人のこころのぬくもりと
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コメント
もうこんなに梅が咲いているとは…… 丹沢の梅という話はあま聞きませんが、車で近くまで行けるような場所でしょうか。それとも山歩きされましたか。
蝋梅ロウバイは松田の寄です。「寄」と書いて「やどりき」。昔は寄村でしたが、今は松田町寄です(松田は御殿場線。小田急は新松田)。梅林は寄村の茶畑の隣(中?)にあります。梅林と言い、梅の字を使うロウバイですが、黄色いし本当は梅ではないそうですね。狼狽することもないですが。すぐ近くまで車で行けます。梅林は陽だまりにほの甘く香り漂い心地よく空の青、梅の黄にも染まずただ酔い、
そこから山歩きもしました。鍋割山に向かう途中の櫟山(くぬぎやま)まで。往復3時間は歩いたでしょうか。
桃色、赤白の梅は小田原の果樹園のものです。
雲一つなく晴れ渡った一日、富士が近くで一日中こんなにもはっきりと見えるいうのも珍しいのではないかと思いました。歩いていると大丈夫ですが、じっとしてると寒かったですね。
懇切なご説明を、ありがとうございます。
少年期には、箱根と周辺の山を一人で歩き回りました。山育ちの父親は、箱根に別荘を持っていましたが、山仕事が好きで、木の手入ればかりをしていました。私は非生産的に歩き回るばかりでしたが、山好きの気持だけは受け継ぎました。