特にこの時期は進捗状況の確認、情報の交換のための会合と考えるのが普通。「この件には触れない」どころか、この件のためだけに会っているはず!
「晋ちゃん、こんど用事で上京すんだけどさ、一緒に食事しない?」
なんてありえない。
「いいね、孝ちゃん。近くにいい焼肉屋があってさ、そこにする?でも何の用で上京すんの?」
なんてありえない。
「いや、晋ちゃんには関係ない話。じゃあ焼肉楽しみにしてるよ」
なんてありえないっつーの!
「でも孝ちゃん、このところよく上京するね」
「ま、いいから、いいから、晋ちゃん」
「こないだなんか大臣三人に面会したっていうじゃない?よく会えたね」
「ま、いいから、いいから」
「どう画策すればそんなに会えるのかな?でも何を陳情してるのよ?」
「ま、いいから、いいから」
なんて、ありえねーっつーの!
安部首相並びにその周辺がこれまで国会答弁などで国民に信じ込ませようとしているところを総合すると、この写真から聞こえて来る安部首相の声はたとえば以下のようなものと想像する:
加計孝太郎君は私の地位や立場を利用して何かことを成し遂げようとするような人ではありません。ですから、二人で会って焼肉屋に行っても焼肉の話とか今年の優勝は広島カープじゃけえとか、そんな話しかしません。ゴルフをしても、ゴルフのスイングのことやホールの攻略法とか世間話や昔話しかしないんです。お互いの家族の話もそんなにしませんから、彼の息子が鹿児島大学の獣医学部を卒業していた、なんてことも、お互いの意識に上ることはありません。
私が国家戦略特区の諮問会議の議長をしていることを利用して、彼が今治に獣医学部を作ろうとしていただなんてありえません。だって私、彼からそんな話を聞いたことありませんし、今年の1月20日まで、加計学園にそんな計画があったなんて、いっさい知りませんでしたからね。
いや、知りうる立場にはいましたよ。だからそう答弁してきたのです。知りうる立場にはいた。でも実際には知らなかったということなんです。過去の答弁もそう訂正させていただきましたよ。
閉会中審査で大臣が答弁してましたが、加計君は去年の8月下旬から9月上旬に農林水産相、地方創生相、文科相と面会し、うち2人には、今治で加計学園の岡山理科大が獣医学部の新設を計画している、その提案をするのでどうかよろしくって挨拶したらしいですね。でも私は彼から何も聞いてませんよ。大臣たちとどんな話をしたか、聞いていないんです。
そもそも、よくも大臣三人と立て続けに会えましたよね。なんでそんなことができたのでしょう。普通だと副大臣止まりですよ、いくら地方の大物がやってきても会わしてもらえるのは。私が知らない間に彼も随分と人脈などいろいろ築いていたんでしょうかね。いえ、滅相もない、私が面会の手はずを整えただなんて。そういうのをゲスの勘ぐりというんです。彼は私の地位や立場を利用して何かことを成し遂げようとするような人ではないんですよ。
9月9日の諮問会議の直前に和泉首相補佐官が前川文科次官を呼びつけて、国家戦略特区の手続きを急ぐようにせっつきましたが、これは別に私の「意向」なんかじゃありませんよ。特区は内閣府の仕事であり、彼は内閣府の人間ではありませんが、個人的な関心で、わざわざ自分の管轄でない特区のことで前川さんに勝手にアドバイスしただけでしょ。和泉さんも予算委員会でそのように丁寧に証言しましたよ。
萩生田官房副長官が、お尻を切ってる絶対やる、高いレベルの意向、総理のご意向だといって獣医学部新設をせかせたなんていうのも、出どころのはっきりしない怪文書みたいなもの。彼も、私と加計君が親しい友人だなんて知らなかったんですから。いや、例の焼きそばパーティーの写真は、たまたま居合わせたときのものですよ。
加計学園には50億円からの借金があって、その返済が来年の3月からです。来年4月に獣医学部の新設ができなければ、補助金や入学金や授業料が入らない。そうなると加計も家計が苦しくなる、だから急いだんだ、だなんて、またまたゲスの勘ぐりですねえ。
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