大統領就任から100日間は「蜜月」と言われるが、トランプ政権の場合はそれが無かったようだ。支持率42%。
この時点で1945年以来最低の支持率。ウォーターゲート事件で弾劾され辞任に追い込まれた最低男ニクソンの跡を継いだフォードよりも低い。
しかし去年11月トランプに入れた人の96%が今も支持してるという。
歴代大統領の就任後100日前後の支持率/不支持率http://abcnews.go.com/Politics/president-trump-100-days-honeymoon-regrets-poll/story?id=46943338ABC News/Washington Post
2017.4.23
大半がトランプの判断力、気質を疑問視。6割が正直さや信頼性を疑う。55%が政策に一貫性がないと言う。
5割が100日でほとんど何も達成できていないと見ている。そりゃそうだろう。就任後100日の行動計画、アメリカを再び偉大な国にするための「国民との契約」などと大仰なものに署名しておきながら、そこに掲げた10大法案の何一つ出されていない。これまで提出できたのは医療保険改革のやり直しのみ。しかもそれすら暗礁に乗り上げてしまった。
それでもトランプ、先日は「最初の90日でこれほど多くを達成した政権は他にない」などとみえみえの大嘘をぬけぬけと言ってのけるあたりは、我が安倍総理といい勝負だ。
マルヴァニー行政予算局長が「大統領令の数ではこの50年で最高だ」と負け惜しみで笑わせるあたりは、「私は数じゃないと思いますよ」の菅官房長官とこれまたいい勝負。
全体として大統領の支持率は42%。不支持率53%。(過去のこの時期における大統領の支持率・不支持率の平均は69%・19%)。
ただ、雇用を国内にというアメリカ第1主義(73%)や外交政策は支持されている。
野党が国民の感覚からかけ離れていると見られていること(67%)もトランプ政権にとっては助かるところ。
53%がトランプを強い指導者と見ている(奇しくも安倍首相の支持率と同じではないか)。
ただし、この時点でオバマは77%が強い指導者と見ていた。
オバマは2014年の秋には53%がシリアやウクライナに関し外交政策があまりに慎重過ぎると見ていた。
トランプの対北朝鮮政策は支持されている。46%がほぼ正しい、37%が攻撃的過ぎる、7%が慎重過ぎると見ている。
シリアに対するミサイル攻撃は51%が支持。
今日が選挙なら:
大統領選挙でトランプに投票した人の96%が後悔せず、後悔しているのはわずか2%。今、もう一度投票しなおせば、実際の投票数でもトランプがクリントンを上回るという(43%対40%)。去年の大統領選挙では逆だった。(アメリカの選挙制度は州ごとに違ったやり方をして、勝てばその州の代議員数を全部とれたり、実数ごとの配分だったりするので、得票の総数がたとえ上回っていても負けることがある。去年のクリントンがそうだった)。
公約を守ってるいるか、期待通りかでは五分五分。
娘と娘婿に要職を与えたことへの支持は34%、不支持61%。
移民入国禁止を裁判所が差し止めたことに対しては大統領の権限への抑制として58%が支持、36%が不支持。
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