大相撲初場所は上位、横綱・大関・関脇の優勝争いで終盤盛り上がり、10年に1度の大技も見れたし、行司の珍事?まであり、面白かった。
琴の若が横綱と優勝を争う好成績で大関昇進を決めた。照ノ富士との直接対決では必死の相撲も、横綱にはまだまだ通じなかった。
3日目だったかフェイスブック友の徳岡さんが、相撲を観に行くことにしたがしばらく遠ざかっていたので今の相撲取りのことをよく知らない、皆さんのひいき力士は誰ですか?と書いておられたので、差し出がましいが長々と書き込みをしてしまった。ここにも再録:
「長文お許しください。なにせ「贔屓の関取」たくさんいるので。。基本的に強い人が好きですが、特に四つ相撲、投げが得意の力士や個性的な人が好きですね。
徳岡さんが朝青龍や白龍が好きだったのなら、同じくモンゴル出身照ノ富士も好きになるはずです。
腕力が強いです。相撲も上手い。体も大きく、四つ相撲で寄り切りや上手投げが得意の本格派。怪我や病気がなければ朝青龍や白鵬すら上回る成績を残せたかもしれません。膝は靭帯とか半月板とか痛めて何度も手術。糖尿病に肝炎に腎臓結石。これで大関から序二段にまで落ちて、そこから這い上がっての横綱なんです。応援せずにはいられない。でも去年は一場所しか出られず(そして優勝)、あとはすべて休場。今場所だめなら、、という背水の陣かと。両膝の分厚い包帯をじっくり見てきてください。時間いっぱいになるとそれまでおっとりとしていた表情が仁王のような形相になります。見ているほうもぐっと力が入ります。時に強引な相撲。そこもまた魅力。
大関霧島。これまたモンゴル出身。足腰が良くて下位のころ(四股名「霧馬山」時代)から私はいずれ、、と楽しみにしていました。体も大きくなってついに今場所は横綱への足掛かりという大事な場所。全勝優勝でもしようものならいきなり横綱昇進もありか。ただ、気は優しくて力持ち的な人か。おっとりしていて、表情もいつも笑みを湛えたような感じで、力強さ、厳しさを感じないが、そこがまた魅力でもある。まだまだ強くなりそう。
横綱を狙うといえば、かつてその位置にいながらコロナがらみのスキャンダル(外出禁止令違反のキャバクラ通い)で幕下まで下げられるというあまりにも厳しい処罰を受けた朝乃山。応援しています。その後、幕内に戻ってきました。全部勝って大関まで戻ってこい!と思っていたのですが、故障もしたし、本来なら今頃もっと強くなっていたであろうに、長い間、下っ端とばかり相撲をとらされてきた影響か、負けるし、、今場所、期待しているのですが。横綱になっても不思議ない相撲の型を持っています。右四つでの寄り、投げ。まるっこい体に顔。赤ん坊のように可愛い。。
若元春、好きですねー。いま一番応援している力士かも。足腰の強さ、勝負強さ、その面構え、闘志を秘めた静かなたたずまい。いかにも東北の若者という感じで、答えられないですね(弟に若隆景というのがいて、これも一皮剥けて大化けすれば千代の富士の再来か、と思っていましたが大怪我で幕下まで下がってしまいました)。若元春は先場所、成績が良ければ大関昇進というところでしたが崩れてしまい、また出直しというところ。きのう照ノ富士を破る金星でした!
同じく東北勢、錦木。地味な感じ。そこが魅力。力が強いんです。
翠富士。この力士も好きですね。あの小さな体で巨漢を投げ飛ばす。その運動神経のすごさ。肩透かしの切れ味のよさ。天下一品。勝っても負けてもふんぞり帰って花道を引き上げる。あっぱれ。
宇良。運動神経と言えばこの力士もアクロバティック。居反りとか何十年と使われていない技を繰り出してきたりする。名前も本名らしいですが万葉仮名みたいで面白い。この人も足の故障から這い上がってきた。
竜電。顔といい体型といい、取り口といい、名前といい(雷電の系譜?)、古典的な感じがしていい。
正代。私の地元熊本出身の元大関。やる気をなくした(?)か、このところぱっとしなかったが今場所は相撲内容が一変している。もう一花?
(注:結局、「一変している」ようだったのは最初の2日だけ。
終わってみれば4勝11敗。まったく覇気を感じさせない、、)
平戸海。同じく九州長崎出身、小兵ながら激しい相撲、めきめき力をつけている若者。どんどん暴れてほしい。」
若元春は横綱・照ノ富士を正攻法で破る金星。
大関・貴景勝にも勝った。押し相撲・貴景勝のお株を奪う力強い相撲で圧倒。
優勝争いには絡めなかったが10勝で再び大関昇進への足がかり。
霧島に続いて琴の若にも先を越されてしまった若元春だが、
もう一皮むけてほしい。
私には霧島が行司の異変に気づいてしばらく待ってくれてたようにも思えた。
いずれにしてもこんなの初めて。
烏帽子が取れて禿頭が露わになったときは、
覆面レスラーが覆面剥がされたような、
滑稽というか気の毒というか、
興奮してしまった。
翠富士(みどりふじ)の肩透かしは芸術品だ。
そして、、
相手にしてみれば、しめしめ俺の勝ちだ、お前を土俵に沈めてやる、、
と思ったその瞬間、自分の体がふわっと宙に浮いて、
気がついたら自分が一瞬先に土俵に手をついている。。
竜電は翠富士には肩透かしを喰らうし、
連日、技師の餌食となっている。。
別の角度から
そり技ならぬ「そろ技」の人もおり
収支報告書を訂正
「裏金との指摘は当たらない」「事務的処理の疎漏(そろう)」
(岸田首相)
「事務処理上のミス」
「それ以上でなく」
言葉使いが菅化している岸田にてそろ。
しかしひょっとすると打ち出した「派閥の解消」は岸田の反り技かもしれない。
倒れる時に相手も引きずり込んで共に倒れるのだが、
黒星が付くのは相手であり、自分はまんまと白星を手にする?
13日目、10勝2敗同士、優勝争いの大関対決も技の応酬だった。
さらにそこから豊昇龍は右足を伸ばして外掛け、、
ああ、霧島が倒れる
と誰しもが思ったその瞬間、、
絡められた豊昇龍の足を霧島がサッと外す!
そして、、、
足腰の抜群に強い豊昇龍もそのままくずおれたのだった。
いつも全く感情を表に出さない男がこの表情。
しもたー!
勝負師とは思えないいつものこの柔和な表情の霧島。
この勝負で体を痛めたか豊昇龍は翌14日目から休場。
朝乃山も途中まで優勝争いの先頭に並びながら休場。
これがなければ初場所はもっともつれて面白かったはずだ。
来場所が楽しみ。
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最後にもう一度あの足技を紹介して終わることとしよう。
相撲でも(翔猿・熱海富士戦)キックバック(蹴返し)
決まらず勝敗表には不記載
「安倍の海部屋では晋三山が親方になると
<こんな技を使っていたのか!>と激怒、
これからはやめようということになったのです」
と解説の岩田川。
しかし親方の死後、せっかく技を磨いてきたのに納得いかない
と池田山などから詰め寄られ、
康稔山がパンツ錦とか世耕富士などと協議のうえ復活させたのです。
これを共謀と言わずして何が共謀。
解説の岩田川さん(元安倍川部屋)
それにしてもお言葉ですが岩田川さん、
初めて知って激怒してやめさせただなんて、そんなわけないです。
晋三山はかつて父親・晋太郎山の付人をしていました。
キックバックが部屋のお家芸であることを知らないはずがないのです。
てーか一番よく知っている。知り尽くしている。知りすぎていたのかも。
最後までお読みくださり有り難うございました。
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