愛媛県の砥部 とべ動物園で象の一家を苦労して苦労して
ここまで育ててきた飼育員の椎名脩さん。
自分もその一員となって象一家の絆を育んできた。
しかし父アフが今年の4月に急死。
夜間に滑って転んで肩を脱臼。
そのまま息を引き取ってしまった。
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まさに「象にささやく男」
椎名さん。自分に言い聞かせているようでもある。
何か生き物同士で交感しているように思える。
もともとアフリカで親とはぐれて孤児院にいたアフとリカ。引き取ったとべ動物園では、二頭に子供を産ませ、家族に育ってもらおうと計画。
死産、流産を経てようやく長女の媛(ひめ)を授かるが、リカは群で育ったことがないので子供の育て方がわからず「育児放棄」。媛も母親になつかない。妹が生まれても馴染めなかった。
写真は媛に授乳する椎名さん。母親にかまってもらえない赤ちゃん象が不安がらないよう、添い寝してあげることもあった。
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しばらくして象たちは父親がかつて暮らしていた場所に連れて行かれた。
このシーンは見ていて体が震えた。
やっぱり象は特別の生き物だ。
鼻ですりすり今は亡きアフの匂いを嗅いでいく。
死を悼み、別れを惜しむ瞬間だ。
< 象は泣かない。涙のように見えるものは分泌物。一種の生理現象。情動とは関係なし >
と言う科学者もいるが。象の涙にしか見えない。
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以前は奪い合っていたスイカを
家族で分け合って食べ始めた象の一家。
(父は逝きスイカ分け合う一家かな)
父の死を乗り越えて家族の絆を強めるのかもしれない。
この間、自ら大病を患っておられることが分かった飼育員の
椎名さん、くれぐれもお体を大切にされることを願わずにはいられない。
m (_ _) m
諏訪神社からシーボルト記念館まで散歩してホテルの部屋にもどり
テレビの画面を須磨ホで撮った。
アフは転んで脱臼。そのまま起き上がれず体を動かせなかったので
血液の循環不全を起し、死んだのだという。29歳だった。
象は60歳くらいが寿命。あまりにも早い、惜しまれる死だ。
リカとの間に長女 媛(ヒメ)、次女 砥愛(トア)、長男 砥夢(トム)
をもうけた。
象の神秘 象の儀式 死者を弔う
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2015-10-21-1
その他の「象」関連記事:http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305075840-1
『象にささやく男』関連:http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305621748-1
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コメント
お知らせ、ありがとうございます。去年の国会関係で、マークさせて貰っていて、たまーに覗いていて、今、気がつきました。
関東在住ですが砥部 何度か行って野間馬とか、アフファミリーも見たし、多分、椎名さんとも話しました。若いから、まさか、まだまだと思っていたのに。
スマホで撮ってのお知らせ、ナイスっ ありがとうございます。感謝します。
そうか、でも媛、歩み寄れたんだ、良かった。椎名さんの大病が気になります。
野党共闘、どうなるんでしょう?
モーグリーさん、読んで頂きありがとうございました。
椎名さんは回復され象の世話に奮闘しておられます。
「象にささやく男」のフェイスブックに手を入れようとして書き込みに気づきました。 https://www.facebook.com/elephant.whisperer.Japan/