大学時代に同人誌をやっていた

大学時代にやっていた同人誌のメンバーを集めて、今年も新年会をやった。
場所はいつものフランス料理店だ。
超一流店だが幹事役のA君の顔がきくので、超破格の安い会費で毎年やっている。顔がきくのはA君が遅咲きながらもこのところ文壇に地歩を築き始めつつあるということもあるが、
父親や祖父も贔屓にしていた店らしいし、なにしろオーナーが奥さんの遠い親戚だとかで
予約だの値段だの話はいかようにもまとまるのだ。私なんかここだけの話、今年も
会費払わんで帰ってきた。出欠もとってないし、他にもそういうやつがいるという話だ。

それにしてもこのところ参加者が増える一方。
もう、文学とかにおよそ関係ないようなのもやって来るよ。
芸能人も来れば、文芸誌の編集者とか、そしておと年なんか、これもここだけの話だが、
さる文学賞の選考委員の先生方がいろいろ来ていたなあ。A君が受賞した年だ。

同人誌表紙.jpeg

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うわさだが、これで、賞の候補者は選考委員の買収(金品や饗応の提供)があってはならないという
その文学賞の内部規則に違反するから、受賞は取り消されて当然らしい。調査委員会から新年会の出席者を教えてくれと何度も言われたA君だが、この一点ばりだ:

「長年の慣行という中において、基準が曖昧であったことから、膨れ上がったものであり、
反省しなくてはなりません」

招待基準が曖昧だったから、というのは嘘だね。
本来、大学時代の同人誌に功労のあった者なんだよ。

ところがもうそんな基準はいつしか反故。
友人、知り合い、家族、誰でも連れてくるようになった。
申込みさえすれば、来るものは拒まずだ。

招かれたわけでもないのに招待客と言って自分からのこのこやって来る。
主客転倒とはまさにこのことだ。

それにここに来てA君、変なことも言い始めている。

「会の主催者は私だけれども店との契約主体は参加者個人」

自分は主催者だけどもいわばゲストとして招かれ
挨拶をして飲み食いはせずにすぐ帰るのであり、
金は払わず収支は生じていない。
だから金品の授与とか饗応の提供にはあたらない、と。

でもね、彼の顔がきくから格安で選考委員たちも飲み食いできたわけだし、
ひょっとすると私みたいに金払わなかったかもしれないんだからな。
どう考えたって饗応の提供だがな。

『安倍カウントダウン~つじつまの合わぬ言い訳つぎつぎと往生際の醜くもあり』
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2019-11-23

参加者の名簿、住所録みたいなものがあるだろう、
それを出せと言われても、

「会の終了をもって使用目的を終え、個人情報を含んだ大量の文書を適切に管理する
などの必要が生じることから、終了後、遅滞なく破棄しております」

と、来るのだ。

はっきりいって証拠の隠滅である。
選考委員なんかが参加してたことがばれたら
受賞が無効になっちまうもんな。

ところが、この名簿の破棄、シュレッダーに掛けたタイミングが、
提出を求められたまさにその日(5月9日)だったことがわかった。

「やべー!これが知れたらエライこっちゃ!」

てんで慌てて廃棄したんだろう。
私なんか、和歌ができちゃったよ。有名な作品のパロディだが。


A君によれば、それは、たまたまであり、
それまでなかなかシュレッダーの空きがなくて待たされたんだという。

ところが、シュレッダーは大型の強力な機械で処理能力抜群、
待たされることなどないことがわかった。

すると今度は、
シュレッダーの担当が障害者だったので特定の日しか作業ができなかった、
と言い始める。

などなど「あのウソがばれてこのウソつくあなた」
晋クライアント方式だから出せぬ、公文書だから出さなくていい、、全部うそ)。

なのに「問題ない」「ルールにもとづいて適切に処理されている」
「批判は当たらない」「これに尽きる」
と言ってしれーっとしている。

結局、名簿は一部残っていることがわかり、
提出はしたものの、黒塗りされてたり、白塗りされてたり。。
白塗りにすれば、隠したことすら隠せる。

要するに、どうしても見せたくない、ということだ。

そりゃそうだ。見せたら、誰が来てたか、バレちゃうもんな。
賞の選考委員も来ていれば、
全国に何千人と被害者を出した詐欺師も来ている。
その筋の人もいる。
「定義は困難」などと言ってこれもごまかすのだけども。
『新語誕生!【定義困難勢力】』

電子的なものがあるだろう、削除したのならログが残ってるだろう、
と聞かれても
「ログの開示や再調査の考えはございません」

嘘に嘘を重ねた挙句、こうやってさらりと突っぱねるその神経がすごい。
開示したら買収やら怪しげな交友関係やら全部バレちゃうから、
必死と言えば必死なのだが。

しかしこういう場合、どんなに厚かましくても、さりげなく
ごく当たり前のことのようにして断るのがコツだな。

その時はあっけにとられるが、そのうち有耶無耶になって、みんな忘れるからね。
現に、この会の食材、A君の奥さんの親友が独占的に受注してきたなんてことなんかも、
もうみんな忘れてる(『ジェーシー・コムサのジューシーな甘い汁』)。

いつの間にか自分でルールを作ってこっそり例外規定も設けておいて
「ルールにのっとってやりました」
なんてぬけぬけとぬかしてそれで済ます、なんてことも平気でやる。

しまいにゃ選考委員まで変なこと言い始める始末である。

「私は彼を推しましたが、推薦はしませんでした」

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『桜を見る会前夜祭 ありえない説明 ありえない総理 ありえない政権』 
https://noraneko-kambei.blog.ss-blog.jp/2020-02-03
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