安倍政権のもと堕ちゆく日本
難民申請者に除染作業
認定を待つ外国人が3K(汚い、きつい、危険な仕事)の担い手になっている
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難民申請者に除染作業 「ビザ延長される」と虚偽勧誘
2017年3月8日 中日新聞
日本における難民申請/認定
申請者数 難民と認定 「人道的配慮」で滞在を許可
2013年 3,260人 6人 151人
2014年 5,000人 11人 110人
2015年 7,586人 27人 79人
2016年 10,901人 28人 97人
「掩耳盗鈴」
春秋時代(紀元前722~481年)、泥棒が貴族の邸宅から大きな青銅の鐘を盗もうとしたが、鐘が鳴る恐れがある。そこで泥棒は自分の耳に栓をした。これで安心と鐘を盗んだら、捕まってしまった。掩耳盗鈴という成語の由来である。
日本の研修生制度も似たようなもの。
外国人技能実習制度が始まったのは1993年だが、移民を拒否しながら、廉価な海外の労働力を貪欲に使いたいという日本企業の一種の方便に成り下がっている。
いま、年間20万人の外国人が「研修生」として3Kの仕事を信じられない低賃金でさせられている。アメリカ国務省の「人身売買報告書」は、2007年から毎年、日本の研修・技能実習制度は「労働搾取目的の人身売買」であると指摘。
厚生労働省の2016年8月の統計によれば、外国人研修生を受け入れた日本企業5173社の7割が労働基準法や労働安全衛生法などに違反。
産経新聞によれば外国人研修生の失踪が昨年5800人を超え過去最多。約半分が中国人。2011年から5年間で合計1万人超。
メディアは「国内の治安にも影響を与えかねない」と煽る。しかし、外国人研修生の受け入れをやめようとは考えていない日本。
掩耳盗鈴。問題の直視を避け続けている。
(以上:莫邦富の『以心伝心』より要約)
昨年の不正行為、最多383件 外国人実習生の受け入れ先
2017年3月9日 朝日新聞
2016年、外国人技能実習生の受け入れ先の不正行為は383件。前年より13件増。
2010年、現在の制度となってから、最多。不正をした受け入れ先は239カ所。前年より34カ所減。
賃金の不払い121件。不正をごまかすための賃金台帳の書きかえなど文書の偽造改竄94件。パスポートや在留カードの取り上げ16件。
外国人技能実習生は製造業や農業などで受け入れ、昨年6月で過去最多の21万人。低賃金や長時間労働などの問題は後を絶たない。
人権保護に「外国人技能実習制度適正化法」が昨年2016年11月に成立。監督機関「外国人技能実習機構」を新設。今年11月から企業は実習計画の提出と、認定が必要になる。
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