「神に背くテロ行為」
これは安倍の米製兵器爆買いや
安倍政権・経団連の「成長戦略」(「防衛装備の移転」
=日本製兵器の輸出) への真っ向批判でもある部分だ。
長崎で:
「いま世界では、何百万という子供や家族が非人間的な状況の下に暮らしています。
兵器に大金を費やし、兵器の近代化、維持、販売で大儲けをし、
兵器の破壊力を増す。
これは神に背くテロ行為です」
メディアがこれらを一般論のままで終わらせてしまってはいけない。
掘り下げて、日本への意味合いをもっと問うべきである。
すると安倍批判が浮き彫りになるはずだ。
しかし、マスコミ各社は安倍に忖度してこれを一般論のように伝えるかもしれない。
日本や安倍政権とか関係ない他人事のようにして。
ハフィントン・ポストですら「軍拡」を批判したことにして、
それで終わっている。
メディア関係者はそんなに安倍や保身や出世が大事か。
今こそジャーナリズムの使命を果たすべき時ではないか。
今こそ、明確な政府批判で役割を果たすことがきる、
メディアで食ってて良かった、
ジャーナリスト冥利に尽きる
という時なのに。
広島では核抑止論を否定。核廃絶を訴え。
「原子力の戦争目的の使用は倫理に反します。
より正義にかなう安全な社会を築きたいと真に望むなら、
武器を手放さなければなりません」
「核戦争の脅威で威嚇することに頼りながら、どうして平和を提案できるでしょうか」
これまた、核抑止論に与し、アメリカの核の傘の下に収まり、
核兵器禁止条約にそっぽを向いて、
偽りの核廃絶決議を国連で毎年提案し続けている日本への
痛烈な批判である。
おいシンゾー、お前のことだ!
「核の傘の下で語る平和は偽善」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
核の傘の下で語る平和は偽善 広島訪問のローマ教皇
朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASMCR6QSSMCRUHBI024.html
「戦争のために原子力を使用することは、犯罪以外の何物でもない」
「核戦争の脅威で威嚇することに頼りながら、どうして平和を提案できるか」
朝日新聞は「名指しは避けながら、核抑止力を唱える国々を批判した」と書き
教皇が日本をも批判していることを
朝日自身、名指しは避けながらほのめかす。
なぜ安倍を直撃していることをもっと直接的に伝えないのか。
「最新鋭で強力な武器をつくりながら、なぜ平和について話せるのだろうか。
差別と憎悪の演説で自らを正当化しながら、どうして平和を語れるだろうか」
戦争のために原子力を使用することは「人類とその尊厳に反し、
我々の未来のあらゆる可能性にも反する犯罪だ」
「真理と正義をもって築かれない平和は、単なる『言葉』に過ぎない」
ローマ教皇が呼びかけた三つの行動:
これからの世代に「二度と繰り返しません」と言い続けるために「記憶すること」。
自分だけの利益を後回しにして、平和に向かって「ともに歩むこと」
原爆と核実験、紛争の犠牲者の名の下に「戦争や兵器はもういらない」と叫び、
平和を「守ること」
これらが「広島においてより一層強く、普遍的な意味を持つ」とフランシス教皇。
↑ この日経の見出しもそう。たしかに世界に向けられたメッセージではある。
しかし、それはここ日本で日本人を前に発せられたのだ。
もっと日本の政治や日本政府、安倍政権との関連で捉えるべき。
しかしマスコミ各社、安倍に忖度してか知らぬふり。
おいシンゾーお前のことだ
核の傘に守られ語る平和は偽善
世界に向けて言っているものを日本向けというのは曲解だ
という人がいるかもしれないが、
私はそうは思わない。
この教皇の日本訪問は、あるかどうかの問題ではなく、
いつあるかの問題であった。
だからその時期をうかがっていたのだ。
フランシスコは憲法9条を評価していて、
それを守りたくて、改憲の動きを懸念していたはずだ。
安倍政権が改憲に動きだし、新しい天皇の即位の礼が行われ、
それが政治利用されて改憲の機運まで盛り上がるかもしれなかったこの時期を
狙いすましたかのような訪日、そして平和のメッセージだった。
それは、もちろん世界にも向けていたが、
日本国民へ届け、もう一度平和への思いを呼び起こし、
平和憲法を守ってもらおうという狙いがあっに違いない。
25日
被災者を前に語ったことは、
福島の原発事故が「アンダーコントロール」と嘘をついて五輪を開催する安倍、
女性や子供は帰還させるなという国連の専門家らの勧告を無視して「福島は復興した」
とうそぶく安倍への
強烈な批判でもあった。
名指しこそせずとも。
次は死刑廃止を訴えることで、日本の死刑制度への批判だ。
東京でこの日行うミサには冤罪犠牲者の袴田巌さんを招待している。
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