この道強くひたすら前に
アメリカもイギリスも、開戦には間違いがあったとする検証作業を終えている。オランダも。というのに。。
血を流した国々は、その戦争の事後検証を行い、間違いがあった
と結論づけ、血を流させた政治家らの信用は地に堕ちた。
なのに、日本は戦争の検証もせず、今なおその戦争を支持し、
血を流せと躍起になっている。
何なのだこれは??!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「国を守るには血を流す覚悟を」(稲田朋美 新・防衛相)
7月に出たばかりのブッシュの伝記 “Bush” (Jean Edward Smith) をまた思い出した。
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2016-07-05 「日本人だけど撃たないでくれ」
最悪の大統領の最悪の決定を今なお支持し続ける日本。世界から笑われ、相手にされなくなる、くらいならまだしも、これが広くイスラム主義者らの知る所となったら、テロをも招きかねない。そこを私は心配する。ちょうどブッシュやラムズフェルドがいるだけでテロ招き猫みたいな存在だったのと同じようになるのではないのか。安倍とか稲田とか。
そうなっていいのか? 答えはもちろん「否!」だ。
否だとも。
み。
最悪の大統領の最悪の決定でイラクは、中東は、めちゃめちゃになった。
イギリスのイラク戦争検証のチルコット委員会が始まった頃、ブレア元首相が厳しく尋問されていたが、イギリスの学者だったか、将来、国の指導者が戦争を始めるかどうかの決断をするとき、場合によっては自分もこのような場に引きずりだされる可能性があると思わせるだけでも検証をする意義があると言っていたのを思い出す。日本が検証をしないのは道義にも、国益にも反するのである。
ブレアの労働党、ブッシュの共和党とはなじまない政党のはずだが、
英米の「特別の関係」を発揮か。アメリカの戦争に付いていった。
それにしてもブレアほどの論理的な思考の持ち主がブッシュのイラク開戦に賛成するとは。。
理解できんかった。
「ブッシュのプードル」と言われる始末。
(今振り返ると、ブレアとしてはセルビア空爆で人道介入に道を切り開いて味をしめていたかと思われる)。
こっちはよく分かる。いつもどこでもあなたのポチ、という情けなや日本。
たとえアメリカ史上最低?の大統領の最悪の決定であっても、
真っ先にしっぽを振って付いていく、
その道しかない、という思考停止。というかマインドコントロール。
Thousands 、何千人と訳してはならぬ。ここは「何千、何万、何十万」の意。
英語で「万」はten thousands、「十万」はhundred thousands
いずれもthousandsなのだ。
日本語で「何千」と言うと一番多くて9千台になってしまう。
イラク人など実際、何十万人と死んだ。
その一つ上の桁という計算すらある。
「戦争犯罪で指名手配中 懸賞:平和」とある
Blairブレアと lier (ライアー=嘘つき)をくっつけた造語 “Bliar”「ブライアー」。
lier は日本語で「嘘つき」というよりもっと強烈な言葉だ。
日本語で「嘘つき」というと、どこか性格的な問題のようでもある。あいつは嘘つきで、などと言うと、いろんなこと言ってごまかす、みたいな感じで、面と向かって「ウソつき!」と言っても、ごまかすな、みたいな響きだ。
しかし、”You are a lier!”とか”You lied!”とか言うと、最大級の非難。
モーゼの十戒にも悖る重大な罪を犯したと責めているのである。
「嘘つき!」と言うより、「ウソだ!」「ウソをつけ!」 のほうがより近い。
死者 年齢別:
死因:
下から3つ目が自殺。これに比べても自衛隊員の自殺者の多さが際立つ。
一番下「その他」は、心臓発作などの自然死やクラスター爆弾の処理中の死亡など。
「血を流す覚悟を」(稲田朋美防衛相)
>
(安倍晋三)
別にアメリカと対等にならずともよし。
今の憲法を保持していても、日本はアメリカの上に来る。
国際紛争を武力では解決しない特別の国として。
血を流して国を守る、
自衛隊体験入隊から徴兵制、
アメリカの兵器をため込み、
国産兵器も輸出という国家戦略、
日米軍事一体化、核武装、
等々の道は敷かれた。
この道を強く前に
進むのみ。
あるときは粛々と、
あるときは坂道を転がり落ちるように。
♪ どんなに離れていても、あなたの一声ですっ飛んでいくわ ♪
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