ウィーンの会議で日本の軍縮大使が行った発言で皆ずっこけたと先日ここでも私は報告した。その後、その佐野大使に対し、空気が読めてない、とか、今日の報道にもあるが、流れに逆らっている、などと批判が沸き上がっている。
でも、空気が読めなかったり、流れに逆らうこと自体は別に悪くない。大勢を向こうに回して自説を展開するのは勇気あることだし、大いに結構。問題は彼の主張が正しいかどうか。そして、その正しさを裏付ける証拠を十分に提出できるかどうかだ。そこを議論しなくてはならない。
彼が正しくないという証拠はこれまで3回の会議で積み上がって来ているようだ。それを少しずつ紹介しようと思う。
市民会議1日目 (2014/12/06)
ニューヨークへ大規模核攻撃のシミュレーション
政府会議1日目 (2014/12/08)
「地域的核戦争後の地球的飢餓:新しい研究の概観」マイケル・ミルズ(大気研究センター)他
「最も危険な機械」(エリック・シュロッサー、ジャーナリスト、『指揮系統』著者)
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