美しく青きドナイ なるねん?

核兵器の人道上の影響に関するウィーン会議
政府会議初日
とりあえず会場の王宮へ
という
これがほんとの・・・
王宮処置

王宮さすがに大きゅうございます

→ 同時通訳者には非人道的?な人道性に関する会議 →

佐野大使の発言にヘラクレス像も・・  →

ホフブルク宮殿の入り口では
核兵器の(意図的/偶発的)起爆という緊急事態
オーストリア赤十字が除染をしていた!
私もDECONTAMINATED(除染完了)という札をもらうが
勿論これは演技

黒い雨を飲んだ    □ はい □ いいえ
吐き気/疲労感がある □ はい □ いいえ
吐いた        □ はい □ いいえ

と問診票がある

通訳ブースに入って「うっ」
例の機械だ
マイクの入/切は緑/橙色の点灯で分かる仕組み
色合いといい私にはちょうど区別しにくい組み合わせ
因果なものよ
色覚異常

色々問題のある機械。
他にも例えば隣の機械とon/off が連動していること。隣のoffを確認しないと自分がon押してもonにならない。私は首をかしげ横から自分のマイクの首のところにあるランプの点灯を見て最終的に自分のonを確認してる。
JAPという表記は JPN に改めるべしBosch 社。

マーシャル諸島のアバッカ・アンジェイン=マディソンさんの証言:

「白いものが降ってきて、子供たちは「雪だ!雪だ!」と裸になっておおはしゃぎ。
<雪>を口に含み、髪を白く染め、肌にこすりつけて遊んだ」

「アメリカからは後で知らされた。人類の幸せのためだと」

それでも彼女の口からはアメリカを強く非難したり、我々は・・を要求する!
といった類いの言葉は聞かれない。

「共に教訓を学びましょう」

と言われる。

会議は踊らずされど進む・・・

会議は踊るされど進まずのメッテルニヒのウィーン会議でナポレオン戦争後の欧州の秩序を決めてちょうど200年。そのたった200年の間になんと多くのことが起きたことか。
核兵器の人道上の影響に関する国際会議は、オタワ・プロセス(対人地雷禁止条約)やオスロ・プロセス(クラスター爆弾禁止条約)などのように市民社会が大きく関与し中堅国家が主導して進むプロセス。
第1回オスロでは核兵器の爆発に人道的な緊急対応は不可能と確認
第2回ナヤリットでは条約で違法化するのが核廃絶に至る道と議長総括
第3回の今回ウィーンには核保有国の米・英が初参加
しかしアメリカはあくまで「段階的核軍縮」
そしてある国が最後に発言:
「緊急的な対応は不可能と否定的なことばかり皆さん言われるが、
対応能力を高めるという前向きなことを考えてはいかが」
ミッヒャーー!!?!# % ^ + £ € $ 今まで何を聞いていたのー!!??
かくて初日は終了
外は冷え冷えひとり更け行くウィーンの夜
夜景がヤケに寂しい

第三の男

私は椅子からズッコケそうになった
会場の全員がそうではなかったろうか
なにしろ
核兵器が起爆したら人道上の大惨事
国も国際機関も対応できない
唯一の道は核廃絶
という話し合いを様々の角度から
オスロ、ナヤリットと積み重ねてウィーン
これまでの議論を一人でひっくり返そうというのか
<核戦争になっても王宮処置が可能、核兵器持ち続けても使っても大丈夫>
と言わんばかりのその発言は
「唯一の被爆国」の代表だった。

これにはミヒャエル広場のヘラクレス像も
ズッコケーッ!

最終日は各国代表など100人を超える発言
次々と核廃絶を求める声えんえん8時間
同時通訳者には非人道的
議長総括はこれまでの勢いを
来年の核不拡散条約再検討会議NYにつなげよう
というものだった


↑ ずっこけるヘラクレス

フェイスブック連載より再録
https://www.facebook.com/NoranekoKambei


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