ドットAERAによると「翁長氏は、20日の日本記者クラブでの会見冒頭、琉球語と日本語の両方を使い、虐げられた沖縄の歴史を読み上げた。この日、おそらく翁長知事にとって、最も気持ちを込めたメッセージであったに違いなかった」
翁長沖縄県知事が人々を熱狂させるワケ
安倍政権が“カリスマ”を生み出した
ドットAERAhttp://dot.asahi.com/aera/2015052500057.html
「会見後、在京テレビ局の記者が、
撮影スタッフと交わす会話が聞こえた。
『あの最初の変なよくわからない現地語は、
知事の趣味の部分だから、全カットな』」
こんな言葉を吐いたのが「テレビ局の記者」?? 呆れかえる。いちばん重要な部分ではないか!私寛兵衛ならその部分の映像・音声を流して、日本語の字幕を付けるよ。
沖縄の言葉は日本語が血を分けた唯一の兄弟。本土の方言はいまほとんど「標準語」に同化され消滅しつつあるが、歴史的深さと距離が違うのみ。
やがて日本語もカタカナ英語に駆逐され、英語ピジン語と化し、消滅して行くだろうが、そのときに誰かが日本語で話したら、「テレビ局の記者」はまた言うのだろうか。
「あのストレンジなローカル・ランゲージ。
あれ、ガバナーのテイスト・パート。オール・カットな」
追記:ヤマトタケルに成敗され「現地語」を失いヤマトに同化されてしまった先住民熊襲クマソの血を受け継ぐ(と思う)者として、私も嘆いているのである。
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