安倍首相のサンゴ発言、NHK「自主的な編集判断で放送」 https://t.co/n6SditWBJa
— 中嶋寛兵衛 (@noraneko_kambei) 2019年1月11日
NHKは報道機関として甚だしく無能か無責任かである。
どっちに転んでも強く非難されるべきである。首相のウソ発言をそのまま流したことを山内昌彦・編成局計画管理部長が「報道機関として自主的な編集判断で放送」したと釈明した。安倍から、このまま放送せい、批判するな、と言われたわけではない、というつもりだろう。
しかし、問題は別のところにある。そもそもNHKは、安倍の大嘘、安倍の言っていることが事実と大きくかけ離れているということに、1)気づいたか、2)気づかなかったか、そのいずれかだ。
1)気づいていたのなら、それを指摘し、あなたの言っていることは本当ではない、と迫るのが「報道機関」としての責任というものである。それをせずに、首相の発言を垂れ流すだけだったNHKははなはだ無責任である。
2)気づいていなかったのなら、そんなことも知らなかったのか、報道機関として何たる不勉強、なんたる無能、ということになる。
NHKの山内昌彦・編成局計画管理部長の開き直りは、NHKが報道機関としていかに無責任かあるいはいかに無能かということを天下に晒している。NHKは首相発言の取り扱いを強く非難されるべきである。
首相のサンゴ発言、NHK「自主的な編集判断で放送」
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画をめぐり、安倍晋三首相が「土砂投入にあたってあそこのサンゴは移している」と不正確な説明をしたと批判されている問題で、発言を放送したNHKは10日、「報道機関として自主的な編集判断に基づいて放送した」との見解を示した。沖縄県の地元紙などから、「間違いとの指摘も批判もないまま公共の電波でそのまま流した」とNHKの責任を問う声が上がっていた。
この日の定例会見でNHKの山内昌彦・編成局計画管理部長は「報道機関として自主的な編集判断に基づいて放送しておりますので、必要に応じてきちんと判断して対応しているという風に考えております」と説明。「番組内での政治家の発言についてNHKとしてお答えする立場にはございません。事実と異なるかどうかという他社の報道についてもNHKとしてコメントする立場にはございません」とも述べた。
安倍首相の発言があったのは6日午前に放送された「日曜討論」。事前の収録で、首相はNHKの解説副委員長と差し向かいで30分ほど質問に答えた。この際、移設計画にどう沖縄県民の理解を得ていくか、と問われたのに対し、「(辺野古沿岸部へ)土砂を投入していくにあたって、あそこのサンゴは移している」などと発言した。
(朝日新聞デジタル 2019年01月10日 21時23分)
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安倍の嘘に気づいていても気づかなくとも、どっちに転んでも報道機関失格のNHKであることは上に述べた通りだが、サンゴを移していてもいなくても、どっちに転んでも首相が非難さるべきであることは先日述べた通り。 もういちど首相の発言部分を上げておこう。
『気は確かか総理大臣:「サンゴや絶滅危惧種は別の浜に移している」! 』
https://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2019-01-07
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