なんじ国民、平和を欲すれば教育勅語に反対すべし

ツイートがあった:

 < 英霊、英霊と言うが、ガダルカナルの戦い等、日本軍には大量の餓死者がでた。
インパール作戦の大失敗なんて学校では全然教えていないだろう! …
餓死させたのは日本政府 … 過去の失敗を直視して、きちんと子供に教えろ!
>

と。


その通りだ。そして、そういった「失敗」に国民を動員していったもののひとつが教育勅語だった。そのことを歴史の授業で教えなくてはならない。教育勅語に謳う徳目を使って道徳を教えるなんて狂っている。道徳の授業で教育勅語を使うのは禁じるのが筋だ。歴史の時間に限るべし。

 

さらにツイートは続いた:


<
教育勅語を教えている暇があったら、なぜあんな戦争を起こしたのかをきちんと教えろ!
誰に戦争責任があるのかはっきりさせろ!
> 

と。


その通り。そして、「なぜあんな戦争を起こしたのかをきちんと教え」る良い教材になるのが教育勅語だ。親を大切に、夫婦仲良く、といった誰も反対しないような「いいこと」に紛れて、国民を戦争に動員する仕掛けがそこにあったのだ。国民を戦争に動員するための洗脳の道具であったということを、歴史の授業で、きちんと教えるべき。国民が再び戦争に駆り立てられることのないように。道徳の授業で肯定的に教える教材たり得るわけがない。

 

ではなぜ教育勅語で道徳を教えたいと言う人たちがいるのか?
親孝行や夫婦愛の大切さを教えたいのか?
 答えはもちろん否だ。
国民を再び戦争に駆り立てたいのだ。
 なぜそのことが分からない?
教育勅語に今賛成しているのは皆、戦争賛成と言う人たちだ。
再び軍隊を、戦争を、改憲をと言う人たちではないか。
 
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

右派共同体
共同体の顔と顔
企み(メディアでは報じられない)
安倍政権とのただならぬ関係
閣僚の8割
 
生長の家 人脈
 

生長の家と言えばこの人 「詭弁護士」稲田朋美防衛相

『ばれるほど こうべを垂れる 稲田かな』
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2017-03-18
より テレビ東京 部分を抜粋:
谷口雅春と生長の家

谷口雅春。
戦前、新興宗教「生長の家」を立ち上げた宗教人。超国家的な主張。
戦中は軍部の戦争遂行に協力
。戦後は右派の源流
右派運動の中枢に。
今なお相当の影響力。

籠池氏も稲田氏も皆連なる。


祖母が読んでた谷口氏の著作

 

谷口氏を中心とした生長の家が、
今の日本最大の保守勢力・日本会議につながっていく。
日本会議の創設メンバーの村上正邦氏
。
自民党の参議院議員会長だった「参議院のドン」。
生長の家から政界に進出
。今でも谷口雅春を信奉。
「皇国日本」「ここに谷口先生がある」(村上正邦)
谷口氏が目指したもの:
憲法を日本人の手によって作り変えていかなければならない、憲法は見直しをしなければならないんだよ、と言うことを教えられていた。そこにまた生長の家の政治的な、谷口雅春先生の野望があった」
(村上正邦)
日本会議の源流
1960年代に全国で左翼の学生運動

このままではまずいと谷口氏は右派の学生を集め右派の学生運動を立ち上げる。
谷口氏が亡くなり生長の家自体は政治活動を基本的にやめるが
、
学生活動の出身者たち、生長の家の若い学生たちはその後
「日本青年協議会」を立ち上げる。
今の日本会議の実務や理論構築の中枢をになっている
。
 

日本会議は生長の家が源流。

日本会議を支持する議員懇談会におよそ290人
。現閣僚も半数以上が入る
。

日本会議は主張を実現するための政治ロビー団体とも言える。
会員となった政治家全員が日本会議の主張に心から同調してるかどうかは別として、
安倍首相が日本会議との親和性が高い
安倍一強の今の政界で
、
賽銭を入れるようなつもりで入っていく人もいれば
、
稲田大臣のように根っからから日本会議と近しい人たちもいる
森友学園問題

籠池氏は日本会議の場をうまく使って安倍総理と接点を作ってきたとも言える。

いまの籠池さんと安倍さんとか昭恵さんとかの問題
、根本には
、
日本会議とか生長の家の谷口さんが訴えたような日本を作りたい
と言う、ある種の政治思想が横たわっている。





日本会議は非常に戦前復古的。
だから、教育勅語はすばらしい、となる。
そういう問題が横たわっている
。これからの日本がどうなるかという問題でもある
という風に今回の騒ぎを見ていないといけない 。

この共同体の一角である安倍(縁故/理念/利権)共同体を拡大せんと機会あらば何にでもとびついたダボハゼが
昭恵夫人
彼女は脇が甘いのでも、利用されてしまう被害者でも何でもない
右派共同体ダボハゼ*なのだ
* http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2017-03-26
「普通の主婦」が聞いて昭恵る
その安倍(縁故/理念/利権)共同体*をなす、地縁、血縁、イデオロギー、利権にからむのが:
籠池一族の森友学園、加計一族の加計学園、斉木氏の全国高校生未来会議、迫田税務庁長官、などなどである。
* http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2017-03-21-1
安倍政治を支える「安倍共同体」それがもたらす「転落途上国」日本
どんどん進む戦前回帰の怪奇現象
戦前回帰と言いますがここまでやるかって言う感じですね。教育勅語も道徳として教えるつもりですよ。教育現場に復帰。自民党の議員も、親子で毎日教育勅語を唱和しているなんて人がいるんです。北朝鮮といい勝負だと思いますよ。学校では道徳と言う科目が新設されます。戦前の修身ですね。新しい指導要領、幼稚園や保育所でまで国旗・国家に「親しむ」と明記されました。天皇陛下はそーゆーものの強制は望まないと何年か前に語っていますが。
「戦前回帰」批判当たらず=菅官房長官
 菅義偉官房長官は5日午後の記者会見で、教育勅語の教材活用を否定しないとした政府答弁書を野党が「戦前回帰」と批判していることに関し、「指摘は全く当たらない。政府としては現行憲法や教育基本法に沿って適切に対応していくことに尽きる」と反論した。(2017/04/05-17:52)

 

 

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      きょうもお読み下さり有難うございました


 

 

コメント

  1. “平和国家”はこうして生まれた ~NHKスペシャルが安倍政権の目論見を打ち砕く(下)

    昨今の国会審議の空転ぶりは実に嘆かわしい。安倍総理をはじめ政府はひたすら質問をはぐらかすのみ。まともに答えようとしない。ばかりか、安倍総理など逆ギレに恫喝、見え透いた嘘を並べ、挙げ句の果ては審議を打ち切って強行採決。数にものを言わせての横暴、少数派の異議を封殺する、民主主義の名にも値しないここまでの横暴が、これまであっただろうか。 僕ちんは国家なり首相こそ退陣望む国民の切なる願い推し量るべし私は不愉快です 極めて不愉快です 本当に不愉快です今だと対テロ等対策法案。野党はテロ対策に非ず、戦前の治安維持法のような危険極まりないものとして「共謀罪」の呼び名を使うが、法務大臣すら中身を満足に理解していないという醜態。いかにテロ対策というのが名ばかりのものか、いかに条約批准のためという正当化がまやかしか、いかに悪用されうるのか、具体的に議論を尽くすべきだし、どれだけ危険なものか、戦前の例を引き合いにもできよう。アメリカの愛国者法のもと、どれだけの権利の侵害が起きているか、例えばアメリカの人権団体ACLUのデータでも引き合いに議論もできるはずだ。そしてどれだけの効果があるのか。テロ対策の名の下、他国ですでに進む監視強化で、実際どれだけの害が起きているか、そして実際どれだけの効果が上がっているか、具体例を引いて比べてみれば、このような措置が野党の言う「百害あって一利なし」、極めて効果は限られ、その害悪と費用だけが桁違いに大きいことが国民の前に晒されるはずだ。しかし、そのような実質的な議論は行われず、非生産的なことばかりを続けている。キノコ狩りだの、花見に下見。花見と下見と共謀罪 焦点化する国会審議共謀罪、教育勅語によって進められる全体主義の「自治的」絶対化なんじ国民、平和を欲すれば教育勅語に反対すべししかし今から70年前、終戦直後の国会は違った。帝国憲法(明治憲法)を改めるための小委員会(委員長はのちの首相・芦田均・日本自由党)には各政党から法律に詳しい議員が合計14人。長年の封印を解いて近年、その秘密会の速記録が公開され詳細が分かってきたが、議員らが口々に案を出し合い、1ヶ月の熱心な建設的な議論を経て原案(GHQ案に基づく日本政府案)に追加修正がなされていた。例えば25条に生存権が設けられ、26条の義務教育は中学にまで延長、そして9条には「平和を希求」の文言が加わった。鈴木義男議員(日本社会党・のちの法相)は「 ただ戦争をし…