「手榴弾は火薬類を使用した消耗品であり、弾薬として提供可能」
中谷防衛相がまたもや珍答弁。とにかく「武器」と言いたくないのである。
ということは手榴弾の場合、 <人間の手が武器>
ということになるのか?!
法律上日本は戦闘中の外国部隊に武器を届けることはできない、しかし、
<これは消耗品だから構わない> という中谷防衛相なのだが、
大臣はわしのフェイスブックを読んでいるのか?
「弾道ミサイルは消耗品?発車台が兵器?」
「 B29が兵器、原爆は消耗品!?」
私は笑いをとろうとフェイスブックの返答にこう書いていたのだが
防衛大臣が国会答弁でそれを言うとは思わなかたに。
「ミサイルは弾薬にあたる」(中谷元)
<人間の手や腕が武器である>
中谷防衛相の国会答弁に従えば
手榴弾の場合、手榴弾そのものは消耗品であり、武器ではないと言うのだから、
人間の手や腕が武器ということになるし、
ミサイルも弾薬の一種であって武器でないと言うのだから、この場合は、
発車台が武器ということになるのか。
そのうち、人間は消耗品である
などと言い始めないか、心配だ。
そのような時代の日本が美しい国と思う人たちなのだから。
無謀な戦争の無茶な作戦に投じられて行った幾万、幾十万、幾百万の兵士たちのことを思う。
そして次の日の答弁がすごい
なんと核兵器を廃絶してしまっていた中谷防衛大臣。ノーベル平和賞か!?
●「核兵器の運搬」
法案は、核兵器の運搬を排除していないと言うのだ。
運搬てどーゆー意味で使っているのかと一瞬思ったよ。
どこまで続く不思議の国会の答弁。この奈落は底の見えない果てしなき暗黒だ。
輸送という意味ね。ぶっぱなすということかと一瞬思った。
他国軍への後方支援で自衛隊が弾薬として核兵器を輸送する可能性は
「法文上は排除していない」
しかし
「全く想定していない。非核三原則もあり、あり得ない」と中谷答弁。
この御仁が想定してなくても、こんなはずじゃなかたにと「想定外」のことが起きるわけですよ。
ということは、おいおい、日本の「自衛」のために核兵器の使用または核兵器による威嚇も
ありえるということではないか?
国際司法裁判所の1996年の勧告的意見によると核兵器の使用または核兵器による威嚇は
「一般的に国際法に反する」が
「国家存亡のかかる極限状態においては判断できない」として
かかる自衛の場合に国際法上のいわば空白状態がある。
岸田外相も「核を運搬することはあり得ない」というが、この2人からこう言われて
はいそうですか、安心しました、とはいかないわけです。
法律に明記するかしないことには、からきしだめ。
それに「非核三原則もあり」と言いながら、
三原則は<持たず、作らず、持ち込ませず>なんだから、
「運ばず」とは言っていない。。(三原則を始めた佐藤栄作首相は、我が国に中国から攻撃あらば、
核で報復して下さいとアメリカにお願いしていたことが今では分かっている。さすが安倍晋三の大叔父)。
●中谷氏は核兵器を廃絶してしまった天才?!
しかし中谷氏の<弾薬は武器に非ず>の論理をもってすれば、核兵器の「運搬手段」は
大陸間弾道弾であれ、潜水艦発射式のミサイルであれ、「運搬手段」。
中谷氏なら
「運搬手段は運搬手段であり、兵器ではございません」と来るはず。そして
「核弾頭は核弾頭。これまた兵器ではございません。消耗品です」
つまり、この世界から、いつしか、核兵器が消えてしまっているのだ!!
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コメント
デモにも負けず憲法学者にも負けず
デモにも負けず憲法学者や最高裁元長官にも負けず国会審議をはぐらかすずるさを持ち国民65%の反対にも耳を貸さずメディアには圧力をかけナイやアーミテージの言うことだけは聞きあらゆることでアメリカの感情を勘定に入れ頭と胃腸は決して強くなくいつもウソをつきときどき大声で「自席発言」をし東で厳しい批判を浴びせられれば西に逃れ太鼓持ちらに囲まれて「辛坊」し北にアメリカの戦争があれば真っ先に飛んで行って「後方支援」してやり南にアメリカの戦争があればまたまたすっ飛んで行って恐ろしい兵器も平気で運びだって法律に明記してないもん戦闘に巻き込まれればそんときゃそんとき総合的に判断しおろおろ歩きみんなにデクノボーと呼ばれほめられもしないところは同じでも苦にはされそういうものにわたしはなりそう(安倍続投が決まったこの日 2015年9月8日)関連記事:⇒ 首相の「自席発言」⇒ 筋書きはアメリカが書いている⇒ 武器よさらば⇒ こんなはずじゃ中谷⇒ 弾薬は兵器に非ず 消耗品なり⇒ 私はウソしか言わない人間です⇒ 乾杯で完敗 平和憲法 ↑↓ 上下とも押して頂けると幸いです。