開戦以来初めて議会の公聴会で追及を受けたヘグセス国防長官
(画像はCNNより。下院と上院の軍事委員会/2026.4.30,5/1)
サラ・ジェイコブズ下院議員はトランプ大統領が軍の最高司令官を務めるに足るほど
精神的に安定しているかと聞いた。
議員が引き合いにしたのは、前回の投稿(『ヘグセスは宗教極右「キリスト教・支配主義者」の危ない男』の冒頭で解説したトランプのソーシャル・メディアへの4月日付投稿だ。

「火曜日はイランの発電所と橋を一度にぶっ壊す日だ。空前の大攻撃にしてやる!
忌々しいこのクソ海峡を開放しやがれ、気狂いの馬鹿野郎ども。
さもなくば、地獄に堕ちろ。見てろよな!ドナルド・J・トランプ大統領」
この二日後の投稿も引き合いに。
「一つの文明が今夜終わる。二度と元に戻らない。
そうなってほしくはないが、多分そうなるだろう」
サラ・ジェイコブズ議員はカリフォルニア州サンディエゴが地元。
サンディエゴはアメリカ有数の基地の町で軍関係の有権者が多い。
このようなトランプの投稿で地元から不安の声が
議員にもひっきりなしに寄せられているという。
勇敢で立派な働きをしている兵士たちの家族は、不安に思っているーー
大統領が最高司令官として精神が安定しているかどうかを知る権利があるーー
と前置きし、こう聞いた:
「あなたは大統領とともに多くの時間を過ごしておられる。
このようなことを聞くのは私としても心苦しいが、選挙区の有権者の生命がかかっている、
あなたはトランプ大統領が最高司令官たるに相応しく精神が安定していると思いますか?」
これに対してヘグセス国防長官、開口一番こう返した。
「あなたは同じ質問をジョー・バイデンに4年の間にしましたか?」
議員:バイデン氏は今の大統領ではありません。トランプ氏がこの一年半、大統領でした。
その大統領に関して聞いているのです。
長官:最高司令官に対するこのような中傷に私は関わりたくないです。
この最高司令官は、この幾世代の間の最も鋭く最も洞察力のある最高司令官です。
その人を比較して?、、あなたたち民主党はジョー・バイデンを支持してたくせに、
そんな質問をするのですか?
ジョー・バイデンは話もままならず、その日が何曜日かもわからず、署名はオートペンを使い、、
無断欠勤1週間、そんな人間を支持していた民主党のくせに、そんな質問しますか?
信じ難い。
議員:質問の時間を確保したいです。
委員長:認めます。
長官:へっへっ。驚きです。
議員:ヒメネスさんは指導者たちの言葉は額面通りに受け止めなくてはいけない
と言いましたが、私たちの指導者の言葉は額面通りには受け止めるべきではない
という理由はありますか?
長官:イランは、トランプ大統領とアメリカ軍が使命を達成する意志の強さを
見くびるべきではありません。
議員:これは党利党略ということではないのです。
少なからぬ共和党議員も同じ疑問を抱いています。
マージョリー・テイラー・グリーンは、彼はもう自制が効かない、狂ってると言っています。
キャンディス・オーエンは憲法修正25条を発動(して大統領の職務を停止)すべきと言っています。他にもメーギン・ケリー、カール・タッカーソン、などなど何人も発言を引用できます。
そういう中、私は、危険な任務に就く家族を持つ地元の有権者にどう説明したらいいのでしょう?
このような常軌を逸した大統領の投稿を?
長官:あなたは、10月7日に何が起きたか、あなたの地元の有権者にはどう説明しましたか?
(ガザ地区のハマスによるイスラエルに対する大規模攻撃のこと)。
あるいはアフガニスタンで何が起きたか、アフガニスタンでの大失態と撤退について。
兵士たちを置き去りにして。ジョー・バイデンがしたことをあなたはバイデンの地元の有権者たちに、勲章をもらえなかった海兵隊員たちに、あなたはどう説明しましたか?、、、
ジョー・バイデンの運転中の居眠り、あなたの地元に説明しましたか?
議員:私はいま起きていることについて聞いているのです。
では次の投稿はどうですか?この画像は、家族が危険な任務に就く私の地元の有権者に
どう説明したらいいのでしょう?

(この画像にも前回触れた)
議員:私はユダヤ系なのでこの画像、気にはなりませんが、多くのキリスト教徒にとって、
これは大変不快なものだと理解しています。あなたはこの画像の投稿を、どう説明しますか?
長官:私は投稿について説明するためにここにいるのではありません。
我々には信用できる最高司令官が付いています。
兵士たちのことを第一に考える人です。
私は軍のための予算の公聴会ということで参りました。
歴史的な予算で、、、敵を、、、大統領はそれを
世界一流のやり方でやっておられます。
議員:私の時間を確保します。
委員長:認めます。
議員:これは軍に関する質問です。
軍を戦略により危険な任務につける人が、信用できるかどうかの問題です。
最高司令官の精神的安定は兵士たちにとって、国にとって、極めて重要な問題です。
長官:ジョー・バイデンのときは重要じゃなかったのですか?
議員:言っておきますが、懸念があったとき、私たちは民主党でまとまって、
ジョー・バイデンを大統領候補とはしませんでした。
あなたにも民主党にあった勇気があって欲しいと思います。
あなたは、彼(=トランプ大統領)はこれまでで最高の最高司令官とおっしゃるが、
そして、最高の交渉人とおっしゃるが、、
長官:それはその通りです。
議員:13人の兵士が死にました。380人あまりが負傷しました。
完全に通行可能だったホルムズ海峡は今、封鎖されています。
停戦と言いながら船の9割は依然通過できずにいます。
イランの体制はそのままで、核物質も依然として持っています。
戦争はアメリカ国民に何十億ドルという負担を敷いています。
これがアメリカの勝ちつつある姿であると長官が言われるのであれば、
あなたの精神の安定を疑問視しなくてはならないかもしれません。
あなたにこの失敗の責任があるのかもしれません。
そして大統領はあなたを更迭することを検討すべきなのかもしれません。
以上です。
I asked Secretary Hegseth a straightforward, yes or no question today: Is Donald Trump mentally stable enough to be Commander in Chief?
— Congresswoman Sara Jacobs (@RepSaraJacobs) April 29, 2026
He didn't say yes. And that speaks volumes. pic.twitter.com/ncWhEBAX9r
二言目には < ジョー・バイデン、ジョー・バイデン > と言って
質問には直接答えないヘグセス。
質問に答える立場なのに、矢継ぎ早に逆に自分の方から質問を繰り出してきたり、
相手が女性議員だと、何か、見下げたような、ふざけたような態度をとるヘグセス、、
安倍晋三を思いだした。
質問された側が関係ないことをグダグダ言い始めると、
質問する側が「私の質問時間を確保したい」と言うアメリカ議会のやり方、
委員長が「認めます」と言って、それ以上、質問のはぐらかしはできなくなる仕組み、
日本の国会でも採り入れたらどうだろう。
日本の国会では、政府がまったく関係のないことをだらだらと返してきたりしても、
野党議員が(そんなこと)「聞いてない!聞いてない!」と叫ぶだけで
何の効果もない。質問をはぐらかされて、時間を無駄にして、
それで終わりである。
イラン戦争を「泥沼」と言われて激昂するヘグセス
「2ヶ月で泥沼だと?!」
ガラメンディ下院議員:
この大統領のおかげで、本人もアメリカも、
またしても中東での戦争という泥沼にはまりこんでしまった。
彼は自ら招いた失敗から今、必死になって抜け出そうとしている。
ヘグセス国防長官:
これを泥沼と呼んで、敵に宣伝材料を与えるのですか?
恥を知れ。そんな発言をして。そんな発言は、我が軍の兵士たちに対して無謀にも程がある。
あなた方は一体誰を応援し、誰を支持しているのか?
ヘグセス国防長官:
今、我々の前に立ちはだかる最大の敵は、民主党議員と一部共和党議員による、
無謀で、軽率で、敗北主義的な言葉だ。
.@SecWar SLAMS @RepGaramendi: I watched you call this a "quagmire" on CNN this morning. My generation served in a quagmire in Iraq and Afghanistan. Years and years of nebulous missions and utopian nation building that led us to nothing. The way you stain the troops when you tell… https://t.co/ua58AphK0G pic.twitter.com/XbeD3kQUTf
— Rapid Response 47 (@RapidResponse47) April 29, 2026
しかし、野党が「泥沼」を口にし始めるのも無理はない。
これまで、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争、
アメリカは多くの犠牲者を出している。
ヘグセスが激昂するのも、「泥沼」を意識し始めているからだろう。
痛いところを突かれて、過剰に反応しているのである。
ベトナム戦争の泥沼は20年、米軍は死者が5万人を超え、最終的に撤退、
ベトナムは北ベトナムが統一した。「アメリカの衰退」を遡ればこの戦争が起源の一つなる。
イラク戦争は10年までは行かなかったが、米軍の死者は5,000人近く、
サダム・フセインは葬ったが、イラク国内は宗派の対立が起きて大混乱、
死者数十万人(医学誌ランセットなどは100万人を超えるとしている)。
アメリカは「テロとの戦争」などと言いながら、この戦争を経てIS(イスラム国)が生まれ、
逆にテロが激増した。
「アメリカの最も長い戦争」アフガニスタン戦争は20年続いて米軍の死者はおよそ3,500人。
アフガニスタン側の死者は兵士も民間も数万規模というが、
病死や欠乏による間接的な死者を含めれば、数十万人に膨れ上がるだろう。
アメリカ寄りの政権を据えたが、結局はイスラム教原理主義のタリバン勢力が復帰している。
ベトナム戦争はケネディ、ジョンソンという民主党の大統領が始め、
ニクソン、フォードという共和党の大統領で終わったが、
イラク戦争、アフガニスタン戦争を始めたのが共和党ブッシュ(息子)政権なら、
最終的に撤退したのはオバマとバイデンという民主党の政権である。
ヘグセスが二言目には「これまでの政権」、「民主党」、「ジョー・バイデン」と喚き散らすのは、安倍晋三が二言目には「悪夢のような民主党政権」というのに似て、お門違いの責任転嫁。
これも安倍のよく使った言葉を使うなら「印象操作」である。
「泥沼」と言われるのがヘグセスの癇に触るのは、トランプがイラン戦争開戦直後から、
勝った、もう終わり、と言い続けているのに、終わらないからでもある。
イラン攻撃「10点満点で15点」(3月5日)
「短い遠足となるだろう」(3月9日)
「最初の1時間で決着がついた。アメリカが勝った」(3月11日)
カーグ島の拠点を「完全に破壊」したが「楽しみのためにあと数回叩くかも」(3月14日)
「圧倒的勝利」(4月1日の国民向け演説)
イランとの戦争は「ちょっとした気晴らし」(4月16日)
「我々はすでに勝ったが、もっと大勝ちしたい」(5月1日)
そういう「勝利宣言」とは裏腹に、そして圧倒的な軍事力で優っているはずなのに、
イランはしぶとい。戦争はいつまでも続いている。
大統領は米国史上最大の軍事予算1兆5,000億ドル(240兆円)を要求。
トランプ氏、米国防予算240兆円要求 現代史上最大
ウォール・ストリートジャーナル 2026年4月4 https://jp.wsj.com/articles/trump-seeks-1-5-trillion-for-military-the-largest-request-in-modern-history-6c9f1ca3
国防総省向けに1兆1000億ドル
弾薬の確保や軍需産業基盤の拡大など 3500億ドル
2026年度がおよそ1兆ドルで史上最高だったものを
2027年度はそれを一気に1兆5,000億ドルにという空前の増額。。
私は、イラン戦争とトランプやヘグセスはアメリカ帝国の終焉を決定づけると思っている。
日本はアメリカ一辺倒(そんなの今の世界、日本くらいだろう)を早く改めなければ道連れだ。
そして中国がさらに世界帝国にのし上がっていく。
だって、こうだもん。
アメリカの国防予算は爆発的に増える一方、
ドル以外の通貨で決済する国が増えて行きペトロダラーの終わり、ドル覇権の終わり、
米国債はこれまでのようにはもう売れない、アメリカの債務はすでにGDPを超えつつある、
先端技術でも中国がアメリカの覇権を脅かし始めている、
それらの動きがトランプのイラン戦争で決定的になる。
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「あなた方(政権の方々)は悪い戦争にアメリカを巻き込まないと言った、
物価を下げると言った。悲しい。トランプさんに票を入れた人たちが可哀想だ。
あなた方は彼らを裏切った。MAGA派を裏切った。」
こう言ったのはロー・カンナ下院議員。
「平均的アメリカ人がメサイルのためにいくら払っているか、
ガソリンのため、食糧のためいくら払っているか、知らない!なんたる無能!」
(民主党カンナ下院議員)
カンナ議員(民主):子どもたちが殺されたイランの(女子小)学校への空爆、
これのアメリカの納税者への負担がいくらか分かりますか?ミサイルが使われましたが。
ヘグセス国防長官:前にも述べましたが、この不幸な状況は、依然、調査中です。
議員:コストはご存じない。
長官:しかし、高いコストは何にも関連づけるものではありません。
議員:でも妥当な質問ですよね。税金が使われているんですから。
イラン戦争のおかげでこれから一年、アメリカ国民はガソリンや食料代がどれだけ増えることになるのか、あなたには分かっているのですか?
長官:私は単純に、イランの核兵器はいくらかとあなたに聞きたいね。
議員:その機会もお与えしましょう。
長官:あなたに単純に聞きたい。あなたは国内のことに関して誘導尋問をやっているんです。
議員:そうじゃないですよ。ガソリン代や食料代がどんだけ高くなるかと聞くのが
誘導尋問だと言うんですか?
長官:あなたにこそ、イランの核兵器開発を防ぐためにはいくらかかるか、
答えてもらいたいものだ。いくらかかるんですか?いくらあなたは払いますか?
議員:それもお答えしましょう。しかしここで、私の質問の時間を確保します。
アメリカ国民のガソリン代と食料代がどれだけ増えるか知らないんですね。
分析をしていないんですね。
長官:イランが核兵器を持ち続けるコストはいくらなんですか?
議員:じゃあ、私から(ガソリン代と食料代の負担増)お教えします。
6,310億ドルです。1年でアメリカの1世帯の負担は5,000ドル増えます。
で、あなたはこのあなたの作戦でイランの核開発を防いでいるとおっしゃる。
しかし、それにはアメリカ国民へ経済的な負担が伴うということ、認めますね?
イランが核を放棄するために必要だとあなたおっしゃることには、経済的な負担が伴う。
長官:我々にはすばらしい経済政策のチームが付いています。
(これまでより)良い経済の運営をしていますよ。
前の政権がこの経済にしたことを棚に上げ、
前の政権がインフレにどんな対策を講じたかを棚に上げ、
前の政権がやったコロナ対策を棚に上げて、
そんな質問をあなたはするのですか?
信じ難いことだ。
議員:私の質問の時間を確保します。
あなたは経済への負担の分析もしていない。
国民への負担が5,000ドルと言えばいいじゃないですか。
それでも(この作戦を遂行する)価値があるんだと。
あなたは、ガソリン代がいくらかも知らない。食料代も知らない。
戦費250億ドルと言うが、そんもんで済むわけもない。
なんという無能だ!

ヘグセス:あなたはいくら払う?

議員:知らないのか!?なんたる無能。

ヘグセスは「前の政権がしたことを棚に上げて、よくもまあこんな質問をするものだ」
てなことをしつこく言うが、今の自分たちの政権がしていることを棚に上げてこんな答え、
というか、逆質問をして減らず口を叩いているのは自分のほうではないか。
呆れたもんだ。
ヘグセス長官は「今回の戦争を通じて米国が得たものは何か」との質問に
「イランの核の野望が完全に消えたわけではないが、核計画は事実上中断された」
と答えた。
しかし、イランは依然として体制を維持、
トランプの求めるウランの濃縮停止や核物質の引き渡しを拒否、
ホルムズ海峡も掌握し続けている。
< 60日前にイランの核の脅威が迫っていると言って開戦したのではなかったのか?
なのに、今になって〈 去年の6月にイランの核の能力は木っ端微塵にした 〉だと?!
これでは辻褄が合わない、、 >
このような趣旨の質問をぶつけたのはアダム・スミス議員である。
これに対してヘグセス長官は、イランはまだ核の夢を捨てていない。
と言うのだが、「イランの差し迫る脅威」と言いながら、まだ夢の段階か。
夢を見てるのはヘグセスの方ではないか。
いくら質問されても、論破されても、屁理屈を並べまくるだけの男、
いつからこんな屁癖がついたかヘグセスのヘグセス・ストーリー
アメリカのクリスチャン・ナショナリズムの夢を追ってるのはてめーの方だろ。
アメリカのキリスト教支配主義、キリスト教シオニズム、
そっちのほうこそ差し迫った脅威だわい。
ブッシュ(息子)のイラク戦争(2003-2011)は、
大量破壊兵器を持っているとイラクに言いがかりをつけて、
国連の承認を得ぬまま、アメリカが「有志」を集めて国際法違反で開戦した戦争だった。
あとになって大量破壊兵器を持っていないことがわかった。
トランプのイラン戦争(2026)も、「あと2週間でイランが核兵器を手にする」
と言いがかりをつけて始めた戦争だ。
そして、すぐにも終わるつもりで始めて、中々終わらない。
イランは取引に応じたがっている、合意したいと躍起になっている、
などとトランプは言うが、イランにその素振りはない。
泥沼に足をとられ始めたことが分かって、合意、合意と焦っているのはトランプのほうなのだ。
そして、いつまでかかる、いくらかかる、
ヘグセス国防長官にいくら聞いても答えない、答えられない、
二言目には民主党は、これまでの政権は、ジョー・バイデンは、、
ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争、、ぐだぐだぐだぐだ、、
アメリカは強い、圧倒的な暴力、戦争はほぼ終わった、アメリカが勝っている、、
イラン戦争にあとどれだけの時間と予算が必要なのか
大まかなところでもいいから教えてくれとクリシー・ホウラハン議員も聞いたが、
ヘグセスは教えない。。
教えないというか、教えられないのだ。
議員:あなたは冒頭の発言で、奇妙なことに、この2ヶ月の戦争の結果に関して議会の私たちが辛抱強くなかったとも非難しました。それはあなたがこの大統領に提案し、あなたが自ら選択した戦争です。それは議会に相談することなしに遂行された戦争です。ですから長官、私たちが疑問を抱いても、さほど驚くべきことではないはずです。事実、それは憲法で保証された私たちの権利であります。ですから、はっきり申しまして、軍服に身を包んだ私たちの男女の華々しい活躍にもかかわらず、数々の戦術的な成果にもかかわらず、イランは依然として核物質を持っておりますし、依然として防空システムも高速艇も保持し、依然としてホルムズ海峡を掌握しています。ですから、あなたの最近の発言では、作戦は終了したかのようなのですが、明らかにさらに行うべき作業が残されています。先にも述べましたが、今日は開戦から60日目に当たります。ですから長官、作戦を成功裡に完結するには、おおよそのところであと何ヶ月必要なのですか?そしてさらに何十億ドルをこの議会に求めることになるのですか?
長官:ご存知の通り、そして大統領も言いましたが、敵対する相手に教えることになりますから、それは言いませんし、、敵を壊滅させ、海峡を掌握していればなおのことです。作戦をこれからどれくらい先まで続けるかは言いません。
議員:いつも必ずそういう言い方をされますね。冒頭のご発言にはとても驚きました。アフガニスタン戦争、イラク戦争、ベトナム戦争の例を引き合いにされました。これらは驚くべき事例です。私たちの望むようには事が進まなかった例です。
カンナ議員じゃないが
「知らないのか!なんたる無能!」
である。

ヘグセスは、ジョー・バイデンがどうのこうの(認知症だった、無能だった、愚かだった)、
自分たちがいかに優れているか、アメリカ軍がいかに強いか、
そんな聞かれてもいないことばかり並べ立てて質問をはぐらかし、
敵に教えることになるから、などと言って、
「いつまでかかる、いくらかかる」答えない。
それも無理はない。
自分たちにも分かっていないのだ。
ヘグセスの親分のトランプからして言う事がこれまで二転三転、、
開戦直後からもう2ヶ月あまり勝利宣言を続けているトランプ。
「勝った」が「勝ったも同然」になり、やがて余裕を気取り、
完全に屈服(核開発能力の完全排除や体制転換)させるまで攻撃を緩めない
というようなことになったり、勝利宣言を交渉戦術に見せかけるところまできて、、
誤算、こんなはずじゃなかった、そして焦り、、なのだが
それを取り繕っているだけ、強がりを言って誤魔化しているだけだろう。
ヘグセス国防長官も、敵に教えることはしないと苦しい言い訳をして
公聴会での「いつまでかかるのか」という質問に答えなかった。
トランプは、去年アメリカがイランの各施設を攻撃していなかったら
イランはあと2週間で核兵器を手にしているところだった
と繰り返し言っている。
イランが中東全域を手中に収めようとしている、とも。
アメリカとイスラエルがイランを攻撃しなければイランのアメリカへの攻撃が
1週間後に迫っていた、とも言っている。
しかし、イランが先にアメリカを攻撃しようとしていたという情報を
国防総省では否定しているとも伝えられている。
トランプによると
イランが先に攻撃を仕掛けてくる「感じがした」
のだそうである。
Trump on Iran war: ‘We’ve already won in many ways, but we haven’t won enough’
Times of Israel 10 March 2026 https://www.timesofisrael.com/liveblog_entry/trump-on-iran-war-weve-already-won-in-many-ways-but-we-havent-won-enough/
あっけなく終わるはずが、イランは予想に反してしぶとい。
アメリカにはっきりとした出口戦略はない。
まさに泥沼に入りかけている。
いやもう泥沼に足を取られている。
荒っぽい、威勢のいいこと言うだけの「十字軍の戦士」ヘグセス。
「地上のどこであろうとも、アメリカ人を殺すなら、アメリカ人を脅すなら、
我々は、わびることなく、ためらうことなく、必ずやお前を追い詰め、お前を殺す」
アメリカ軍からリベラリズムと人種や男女の多様性と包摂性と少数派保護と公平性を排除し、
プロテスタント白人男性を優先させる、自他共に許すキリスト教ナショナリスト
「戦争長官」ピート・ヘグセス〜
胸にエルサレム十字、腕には十字軍の合言葉「神がそれを望む」のタトゥー。
「ノーベル平和賞を毎年受賞すべき組織はアメリカ軍です。
我が国のみならず多くの国々の安全をも保証しているからです」
議会との対立が激化するトランプ政権
議員20人余りがイスラエルの核兵器黙認政策を改めるよう求める。
いよいよ「断崖」に立たされるのかトランプ・アメリカ。
最後まで支持し続けるのは世界の真ん中で花を咲かせる抱きつき早苗ただひとりか?!
トランプ氏「弾劾予測」に現実味?予測は68% イラン攻撃泥沼化 民主党議員が決議案
2026年4月23日 テレビ朝日 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/900189021.html
政権が最後のあがき
ヘグセス戦争長官は今は停戦期間であり60日には勘定されないと言っている。
トランプも、ホルムズ海峡でイランとの交戦が再発しても
「停戦は続いている」と言っている。
そう言わないと、議会の承認が必要になるからだ。
このまま戦争を継続しようとしたら
議会による弾劾の動きが加速するだろう。
先日の公聴会も身内の共和党からの造反が増える形勢と見た。
今後政権が戦争を続行しようとすれば議会との対立が決定的になるだろう。
民主党は戦闘停止を求めて決議案を出すかもしれないが、
すでにこれまで4回否決されており、
共和党からの造反が増えない限り、可決は難しい。
議会は予算権を使って、イラン戦争への資金提供を止めようとするかもしれない。
それでもトランプは戦争継続を強行するつもりか、
戦争権限法を振りかざす議員らのことを「非国民」と言い始めた。
そして詭弁を使い始める。
戦闘は終わったのであり、議会の承認はもはや不要と。https://www.bbc.com/news/articles/c4g4xexy4w7o
戦争権限法を振りかざす議員は「非国民」とトランプ
戦争から手を引きたいが、
取り引きだ、停戦だ、ホルムズ海峡逆封鎖だ、航行の自由だ「プロジェクト・フリーダム」、、
あれやこれやでいくらもがいても中々抜け出せない
強がりを言って下手な言い訳をするだけのトランプ
いわく
イランとの戦争にはすでに勝った
しかしもっと大勝ちしたい
停戦していたはずなのに、交戦が始まった。
それでもトランプは「停戦は継続している」と強弁。
そう言わないと開戦から60日を超えてしまい、
戦争権限法にしたがい、議会の承認が必要になるからだ。
国際法?私には必要ない、と言ったトランプ。
戦争権限法が違憲とも言い始めているし
交戦が起きていても停戦は有効。。
こうなると
中間選挙をしない、させないつもりか?!
大統領3期目を目指す?!(憲法では2期までしか認められないが)
精神科医やセラピストや心理学者、多くの精神保健関係者がトランプのことを
自己愛型人格障害と言っているが、認知症も混じり始めた?
そんな自己陶酔型で誇大妄想的な大統領と
その大統領を崇拝するキリスト教ナショナリスト、現代の十字軍戦士ヘグセス国防長官
という最悪の組み合わせだ。
ヘグセスは自分の意に沿わぬ軍幹部を10数人(?)辞めさせたが、
トランプ大統領・ヘグセス戦争長官を辞めさせなければ、、
トランプは歴史に名を残す偉大な大統領となろう。
その最大の功績はアメリカ帝国の終焉だ。
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追記:
最新情報。
イランがアメリカの要求を拒否してきた。
当たり前だのクラッカー。
ウラン濃縮をやめろ、核物質を差し出せなんて,飲めるわけがない。
イランはNPT核拡散禁止条約に加盟し、国際原子力機関IAEAの監視を受け入れている。
「核の平和利用」は条約で認められた非核兵器所有国の「奪うことのできない権利」だ。
イスラエルのネタニヤフまで(までというか、彼こそがそもそもこの無体な要求の大元だが)
トランプとタッグを組んで(というか、トランプをそそのかして、というか迫ってというか、
命令してというか)イランに圧力をかけるが、
そのイスラエルが秘密裏に核兵器を開発、保有。
ばかりか、自国領土をさらに拡大という「大イスラエル構想」を実行に移しつつある状況で、
イランがそんな要求を飲むわけがない。
「力による現状変更は認められない」だの「法の支配という価値を共有し」
が口癖の高市早苗は、その言葉が本当なら、
イスラエルとその後ろ盾、というか言いなりのアメリカをこそ諌め、
イランを支持すべきである。
Trump calls Iran response to US proposal to end war ‘totally unacceptable’
https://www.bbc.com/news/articles/clypgz9e5pmo
アメリカの提案へのイランの回答「全く受け入れ難い」とトランプ
BBC 2026.5.11
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