ついに来た第二熊本大地震!と思ったのは早とちりかな

携帯電話から突然、ギュ〜ン!ギュ〜ン!ギュ〜ン!
ーーせき立てる様な、尻上がりの、気味の悪い音が鳴り響いた。

と思うと、ガタガタガタ、ミシミシミシ、、
うちは古い木造家屋で、よく揺れたが、
棚から物が落ちるといったことはなかった。

しかし、ちょうど地震の熱移送説の本を読んでいたところなので、驚いた。
著者の角田史雄・埼玉大学名誉教授によると、
地震を起こすのは日本の地震学の想定している大陸プレートの移動ではなくて、
熱エネルギーの伝達。
熱エネルギーが地殻から地表に伝わり、
その先々で地震や火山の活動をひき起こすのだと言う。

西日本には南太平洋からインドネシアを経由してフィリピン、台湾から到達。
この経路を「PJルート」と角田先生は呼んでいる。

この「PJルート」に沿って熱が移送されて
2014年と2015年には鹿児島県の口永良部島が噴火し、
桜島雲仙岳阿蘇山と噴火が続き、
最後に熊本で大地震(2016年)が起きたのだと言う。

「PJルート上にある台湾で大地震が頻発していることから,
今後,九州地方で大地震が起きる可能性があると思います」
『南海トラフM9地震は起きない』方丈社2024.9)

と書かれているこの本が出た翌年の今年2025年

6月21日に始まった鹿児島県トカラ列島悪石島の群発地震があり、
6月22日には鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連峰の新燃岳が7年ぶりに噴火。
7月には悪石島で震度6弱。
8月29日には新燃岳で前回を上回る大きな噴火。
10月10日にはフィリピンのミンダナオ島でマグニチュード7.4の地震。
11月3日に鹿児島県霧島市で震度4。
11月19日にはインドネシア・スメル火山で大規模噴火。

「こら、いよいよ九州で大地震ばい」
と思った矢先のこの日(11月26日)の揺れだったとです。

1619年に八代大地震があり
1625年に再び熊本と、肥後にあいついで大地震があったことを知っていた私は、
『傾聴に値する慶長地震の話』 https://noraneko-kambei.com/2016/04/29/4540/)
揺れ始めて、「やっぱり来たか第二熊本地震!」
と一瞬思いかけたのだった。

2016年の(第一?)熊本地震では最初の揺れ(震度7、マグニチュード6.5)の28時間後に
本震(震度7、マグニチュード7.3)だった
(2日のうちに震度7が2回というのは観測史上初)。

今回もしばらく警戒しておこうと思う。

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角田史雄・藤和彦共著『南海トラフM9地震は起きない』(方丈社2024)によれば、
角田先生は2007年、埼玉大学の講義で学生たちを前に
「中国の雲南省から四川省あたりで近い将来、大きな地震が起きる」
と予測を語った。
翌2008年5月に果たせるかな中国で四川大地震(マグニチュード8.0)。

埼玉大学での講義は「『熱移送説』に基づく地震予測の第一号」であった。

日本で今なお主流の「プレート説」によれば、大きな地震は、地球の表面に十数枚あるとされるプレートが衝突したり沈み込んだりする「プレートの境界」近くでしか起きない。しかし、四川大地震の震源は、そのような場所から2,000km以上も離れている。

「1960年代に登場したプレート説は現在、その前提のほとんどは正しくないいことが明らかになっている」。日本に導入されて50年。その間、「プレート説に基づく地震予知はすべて外れています」。

森永卓郎の言う「ザイム真理教」(国は借金で首が回らないので財政破綻を回避するために増税はやむを得ないとする財務省の主張)の信者は日本人の7割弱だそうだが、「プレート真理教」の信者は日本人のほぼすべて、とこの本。。高校の地学の教科書にも「地震はプレートによって起きる」と書かれ、地震のたびに新聞やテレビでプレートの図を見せられての解説、、プレート説を「刷り込まれた」日本人にとってプレート説は「疑いようもない『真理』」となっている。

森永卓郎は「ザイム真理教」に宗教性はないと言っているそうだが、プレート説にはキリスト教の背景がある、新トマス主義である、と共著者の藤和彦・元内閣官房内閣情報分析官。。プレート説の確立に関わった多くの研究者がその支持者だった。中世のイタリアでキリスト教の神の存在を系統立てて説いたのがトマス・アクィナス。新トマス主義者らは「19世紀の産業革命以降の物質中心主義がはびこる世相に対して、トマスの教えをもとに唯一の神の存在を主張した」。

藤氏によれば、プレート説は現代の天動説。いま地震学は、「ありもしないフィリピン海プレート」を前提に巨大地震、南海トラフ地震がやってくると叫び続けている。「東日本大震災以降に起きた大地震は、2016年の熊本地震、2018年の北海道胆振東部地震、2024年の能登半島地震など、南海トラフ地震以外の地域ばかり」なのに。「日本の地震学はこの50年を無駄にしてきた」。

つづく

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