アメリカの覇権終わるかトランプが引くに引けずに無謀な賭けに?

(表題の写真はPFGより)

長崎から帰熊した私は久しぶりに図書館珈琲に向かった。
先に哲っちゃんが来ていた。

曽倉哲:久しぶり。

のら猫寛兵衛:長崎に行ってたもんだから。
帰りは長崎→天草→島原半島→熊本港だった。

哲:私もフェリーでそのうち島原に行こうと思っています。
原城に立て籠ったキリシタン軍が食べていたものを出してくれる店がある
というので、それを食いに行こうと。

猫:ああ、具雑煮ね。有明海は風雲静かだったけど、ホルムズ海峡が急を告げてるね。

哲:トランプは攻めるようなことを言ってるかと思うと、
戦闘終結に持ち込みたそうなことを言ったりもするし、
相変わらず言ってることが矛盾だらけ。

猫:どうしたらいいのか分からないのか、迷いか、嘘を並べて撹乱してるのか。
自分が錯乱してるのか。

哲:引くに引けないアメリカということでしょう。でもやっぱり撤退かな。
対面を取り繕って、目的を達したというような形にして。

猫:仮にそうなったとしても、勝手にそう宣言するだけのこと。
結局、パルティア対ローマ、ベトナム対アメリカ、アフガニスタン対ソビエト、なんかと同じ。
実質的には、持ちこたえた地元側の勝利。

哲:いずれにせよ、イランが思った以上に強い、という誤算があったんだね。
フセインのイラクじゃないんだから、アメリカ軍が来たら、兵士たちが銃を捨てて散り散り、
あっという間に軍が瓦解なんてことに、なりっこないんだよ。イランは。
宗教で統率している国で、その宗教的最高権威のハメネイ師をアメリカとイスラエルは
真っ先に殺しちゃった。

猫:これってまさに、マッカーサーが日本に関して恐れていた状況そのものでは?
マッカーサーはフィリピンや沖縄で日本兵が命知らずということを骨身に染みてわかっていた。
その強さの源は天皇と天皇制ということも理解していた。
だから天皇の戦争責任は追及せず、天皇を生かして、天皇制を残した。
これを天皇への情けだとか日本人への敬意とか言う人がいるんだけど
全然そんなんじゃないと思うよ。
天皇を裁いて死刑にでもしようものならーー実際、極東委員会とか
そこのソ連とかイギリスとかオーストラリアとか、天皇を死刑にしたがっていたーー
そうなったら、日本人は徹底抗戦。日本中の複雑な地形の山岳部でゲリラ戦。
制圧するのに何年かかる?アメリカ兵の犠牲も増大する。。
マッカーサーはそこを一番避けたかったに過ぎない。

哲:そうだね。ハメネイを殺したトランプと天皇を生かしたマッカーサーの差。
マッカーサーは陸軍士官学校首席で、今もって彼を凌ぐ成績を上げた人はいない
というくらい優秀だった男。
(姪がバラした替え玉入学の)トランプと比べたら申し訳ないけど、
トランプはまさに、マッカーサーが避けていた状況を、自ら作り出した。
そして、海兵隊を派遣して地上戦をやる構えも見せた。

猫:イランはそういうところを見越していたのか、革命防衛隊の指揮系統を一本化せずに、
半年くらい前にこれを分散させて、末端がそれぞれ独自に動けるようにしていた。
そこへアメリカ軍が乗り込んでいったら泥沼ではないだろうか。

イランの地形はすごいんだよ。

西はイラク、トルコとの国境にザグロス山脈。
最高峰4,500メートルで、3,000メートル級の山がいくつもある。
北はカスピ海沿いにアルボルズ山脈。最高峰5,670メートル。
東のアフガニスタンとパキスタンとの国境地帯も険しい山岳地帯。
そして北にカヴィール砂漠、南東部にルート砂漠(世界最高気温を記録)がある。
国そのものが天然の要害。地下壕もある。ここに地上軍をとなると、地獄を見るね。

哲:アメリカの誤算というのは、一発ガーンとやれば、イランが瓦解する、
そう考えたことです。数日であっさりけりがつくつもりでいた。

猫:日本なんか、近衛文麿が中国一撃論とか言って一発ガーン
のつもりが、15年戦争だからね。

哲:アメリカはここで引かないと地獄、
しかし、もはや引いても地獄なんです。

引かなければ弾も金も尽きる。戦費は1日何十億ドルと嵩む一方。
引けばペトロ・ダラーの終わり。これまでのドル覇権の崩壊。

石油輸出の決済をドルでさせて、それでアメリカの国債を買わせるというペトロ・ダラーが終われば
アメリカには借金40兆ドルが残る。

どっちに転んでもアメリカは終わる。

猫:その陰で中国がニンマリだよね。
ホルムズ海峡は人民元で決済ということになる。
アメリカがイランに釘付けになっている間に
台湾イタダキ?
アメリカは駐韓米軍のミサイルまで外して
中東に持って行ってるそうだからね。今回。

哲:アメリカが中東で手一杯ということだと、
台湾有事には主に日本が対応するよう求めてくるかもしれませんね。
高市は日本が出てゆくと言ってしまっているし。

猫:ホルムズ海峡だって、アメリカは石油は自国でまかなえてるから関係ない、
湾岸諸国の石油を買ってる国は自分らで艦船を派遣して安全を確保しろ、
なんて言い始めている。

哲:しかし、欧州のNATO諸国に言わせれば、
自分たちに相談もなしに勝手に違法な戦争を始めておいて、
原油価格の高騰を招いて、そこは自分らで手当てしろだなんて、アメリカも勝手すぎる。
というんで、NATOには米欧で亀裂。

猫:スペインに続いて、イタリアやフランスも基地の使用や軍事物資や兵器の
自国領空を通過しての運搬を断り始めたね。イギリスも基地の使用は条件付き。

哲:トランプは、欧州は張子の虎だ、役立たずだ、だなんんて言って
NATOからの脱退を真剣に検討するとか言い始めた。

猫:ウクライナ戦争にしてもアメリカがけしかけたようなもの。
ヨーロッパはウクライナ支援から手を引くかもしれないね。
なんで俺たちアメリカの代理戦争を戦わなくちゃならんのだ、と。
平和のままだったらロシアの天然ガスだって安く手に入っていたのに、と。

哲:そう。
アメリカが中東に釘つけ、そこに中国の台湾有事、、
その頃にはヨーロッパがウクライナ支援をやめており、
ロシアはウクライナ戦争を有利な形で終えている、、

猫:うわ、そうなると、日本が台湾有事だと言って南でちょっかい出してると、
そこをロシアが北から日本を攻めてくる?!
第三次世界大戦だよ。
日米は味方同士になるけど、イランにも勝てないアメリカが中国相手に勝てるのか?
ヘグセス国防長も机上演習で米中戦争は18戦18敗でアメリカの全敗と言っているし。

哲:狭い国土に原発だらけの日本。
ロシアはウクライナでも真っ先に原発を攻めました。
それが50何基もある。。
中国からはミサイルが日本各地に雨あられと降り注ぎ、、

猫:日本が終わる。日本消滅だね。防ぎようがない。

すると、ここでトランプが重大発表らしい。国民向けに演説するんだとか。
トランプにも分かったんだね。このままではイラン戦争、泥沼だ、撤退だ、引くしかない、と

哲:原油価格の高騰、これも大きい。このままでは中間選挙に共和党は勝てない。。

猫:それと、反対デモが盛り上がっているのも大きいのでは?「王様はいらない」デモ。

哲:いや、わからんよ。トランプの愚かさをみくびってはいけないよ。

猫:戦争継続を国民に訴える?!

哲:まずは演説を聞こうじゃないの。

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アメリカの退役軍人:

「イラン攻撃のアメリカの政治的目的、軍事的目的は不明確で、大統領と国防長官というより二人の悪ガキ、「楽しみのために攻撃する」と言ったりして、戦費も米兵の命も無駄にしている。イランはどこからでも米艦を攻撃できるし、イランはごくわずかな機雷を敷設するだけで保険会社がここを航行するタンカーに保険をかけなくするようにできる。ホルムズ海峡の封鎖を解くには何十万人という地上部隊を投入してイランの広い地域を占領しなければならないが、それは不可能なことだ、世界最強のアメリカの軍隊でも能力には限りがあるし、国防長官も政府も、自分たちがどれだけのリスクを伴う作戦を実行中なのか、ちゃんと理解していない」

イギリス対外情報機関MI6の元長官:< 残念ながらイラン側が優位に立っている。我々の世代はイランの残虐な革命防衛隊ともやり合い、ハメネイ師が殺害されても涙を流すものではないが、アメリカは甘く見ていた。イランの強靭性を誰しもが過小評価していた。イランが革命防衛隊の兵器や指揮系統を去年の6月から分散させたことで、イラン側の強靭さが増していた。いわゆる「水平的エスカレーション」で攻撃範囲を広げたことも功を奏した。エネルギー戦争にしてホルムズ海峡を封鎖し、世界を巻き込んだことも効果があった。彼らにしてみれば生存をかけての戦い、どうしても戦わなくてはならない戦争。一方のトランプのアメリカは、やらなくても済んだはずの戦い。その差が出ている >

イランに地上軍を陸上からの 進攻させるの地理的に不可能。。 

イランにとってはこの戦争を生き延びれば、それが勝利だ。
アメリカは短期間でイランを木っ端微塵にするしかないが、それは不可能であることが
トランプにも分かってきたのだろう。

イランから引くに引けないトランプは、危険な賭けに出るのか?
ホルムズの戦い。。

低空攻撃機A-10サンダーボルト(ウォートホッグ)でイランの自爆型無人艇(「神風高速艇」)を攻撃。
AH-64アパッチ・ガンシップ(攻撃ヘリコプター)で無人機を攻撃。
ホルムズ海峡でタンカーへの攻撃を阻止するのだ。

しかしA-10もAH-64も速度が出ない。イラン側に撃墜される可能性があり、
米軍に死傷者が出る。

そしてこの戦いに負けたらアメリカは一夜にして超大国の立場を失うだろう。

やっぱり、トランプ「ぎりぎりで怖気付く」という得意技を出すのかな。

退役予定だった歴戦のA-10攻撃機、イラン戦争で重要な役割 ホルムズ海峡で高速艇を掃討
CNN 2026.03.21 https://www.cnn.co.jp/usa/35245299.html

スターマー英国首相「我々の戦争ではない」
「我々はこの紛争に巻き込まれない。我が国の国益に反する」

仏伊、イラン作戦関与航空機の基地使用など拒否 スペインに続き
ロイター 2026年4月1日 https://jp.reuters.com/world/us/FS3LKJHYT5LZHEUH2SZK44CZI4-2026-03-31/

フランス、イスラエル向けの兵器を運ぶ航空機の自国領空通過を拒否
La France refuse le survol de son espace aérien pour des livraisons d’armes vers Israël
i24NEWS mars 2026 https://www.i24news.tv/fr/actu/france/artc-la-france-refuse-le-survol-de-son-espace-aerien-pour-des-livraisons-d-armes-vers-israel

イスラエルはフランスからの武器調達をゼロにという報復。。


Europe pushes back on some US military operations as concerns over Iran war mount
Reuters 01 Apr 2026 https://www.reuters.com/world/europe/europe-pushes-back-us-military-operations-concerns-over-iran-war-mount-2026-03-31/

イラン戦争参戦を拒むNATO諸国を「張子の虎」とののしるトランプ。
NATO脱退を真剣に検討。

今さら引いたところでアメリカは欧州の離反、世界の多極化を招き、ドルも失墜、
唯一の超大国の座を失うだろう。

それにしてもこれまでこれほど戦争をしない人だったはずのトランプが
なぜここまで辻褄の合わない戦争に突っ走ったのか?

エプスタイン事件から注意を逸らすため、と考えたら、全てが腑に落ちるがな。

今日もお読みくださり有難うございました。m(_ _)m
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