このヤジの釈明に「罵詈雑言を浴び反論の機会は与えられなかった」と語った安倍総理だが、そうではない。
「罵詈雑言の連続」
https://www.facebook.com/noranekokambei/posts/2473305562932228
辻元議員のあと質問に立った逢坂議員が釈明を求めると
安倍総理は、辻元議員から一方的な罵詈雑言を浴びせられたと言った。
しかし、そうではない。
罵詈雑言というのは根拠も掲げず相手をただバカだアホだと罵ることである。
逢坂議員の前に質問に立った辻元議員は、安倍首相を批判し非難したまで。
批判や非難の具体的な根拠もちゃんと伴っている。
安倍は質疑の中で根拠を掲げて辻元議員を論駁すればよかったまでのことである。
それができずに、負け惜しみの不規則発言という首相。
その悲しい最後っ屁をかまして、相手に反論の機会を与えていないのは、
そーりそーり、安倍そーり、ご本人だったのだ。
シンゾーをノックアウトの辻元清美
12日の辻元議員は圧巻であった。衆院予算委。
安倍総理を叩きのめした。
安倍は痛いところをあちこち突かれて相当こたえていたようだ。
質問が終わったところで悔し紛れに捨てゼリフを吐くのが精一杯だったのだ。
その声をマイクは拾っていた。

このあとしばらく(10分ほど?)議員らの激しい怒号が飛び予算委員会は中断した。
安倍は「意味のない質問だよ」と言ったが
実は、辻元発言、ひとつひとつにとても意味があった。
安倍にはよほど答えたのだ。
袋叩きにされた挙句
相手が背中を見せてから苦し紛れに吐いた捨て台詞だった。
圧巻、辻元清美!そこまで追い詰めたのだ。
安倍は最初のうちは笑みすらたたえて応じていた。
「珍しいじゃないの、総理、いつもは逃げるのに」とまで言った辻元清美は:
自衛隊明記の改憲は安倍政権のこれまでの論理なら必要ない。
自衛隊明記が否決された場合の自衛隊や社会への影響が心配。
安倍色強く、国民投票では否決される公算強い。
改憲の「道具」論。自民はこれがだめならあれと、
様々の「道具」(改憲のためのエサ)を見つけ出してきては改憲にむすびつけようとしている
(96条国民投票の要件、9条自衛隊明記、コロナウイルスで緊急事態条項、
数日前は稲田議員が唐突に女性「クオータ制」提案、、)。
などの主張を展開しつつの質問。
総理の公私混同が側近にも及んでいる例として
先週持ち上がった和泉洋人総理補佐官の公務出張「コネクティングルーム」(連接室)問題を取り上げ
森友問題、加計問題に関連付け(真相を知る者たちには弱みを握られているから
皆出世させて口封じをしている。同じ構造だ)
けじめをつけさせよ
と鋭く迫った。
最後に「鯛は頭から腐る」の格言を引き、
「改憲、私の手でなしとげる」と言われるが
自分の手でなすべきは、総理の幕引きだ。
と結んだ。
その直後の総理のヤジだった。