大統領選の候補者選びのスタート アイオワ州の党員集会
民主党はクリントンとサンダース
ほぼ互角ほぼ引き分けで終わる
革命的な結果だ激震だ
ヒラリー・クリントンは強すぎると思えた
夫は元大統領、自らも元国務長官、ヒラリー・クリントンで決まり、そのまま合衆国初の女性大統領
という見方が(私も含め)圧倒的だった
サンダースなど去年の春は何十ポイントと差を付けられ泡沫候補のような存在だったはずだ
とても勝ち目はない、と
自他ともに許す社会主義者
貧富の格差を争点として全面に押し出し
政治の体制派、経済の体制派、メディアの体制派を批判してきたバーニー・サンダース
この日の結果は誰も予想できなかったはず
クリントンもうかうかしていられないはず
サンダース現象のうねりがこのまま勢いづくのか
注目だ
しかし彼の支持者たちは前から言っていた
民主党の主流派よ、私たちサンダース陣営を、運動を、甘く見るなよ、と
そしていま彼らは言うだろう
この僅差の結果は、ほぼ自分たちの勝利に等しい、と
「アイオワの人々と全国の草の根の進歩的な何百万人という人々のおかげで、わずか半年前一桁台の支持率しかなかった候補者が、民主党の予備選と党大会の行方を変える程の勢力にのし上がった」
とサンダースの声明
さらに彼は群衆を前にこう声を上げた
「アイオワで今夜始まったことは、ひとつの政治革命だ」
うぉーっ!と聴衆の歓喜!
サンダースの格差のメッセージが続く。
「若者と勤労者とお年寄りが立ち上がり、大声ではっきりと
<もう沢山!> “Enough is enough!”
と言う時、
<この偉大な国の政府は我々みんなのものだ、大金持ちだけのものではない!>
と言う時、
私たちはこの国を変えることになるのだ!」
熱狂した聴衆は「バーニー!バーニー!」の連呼
さあ米大統領予備選の行方から目が離せない