日本の象牙は不正だらけ。直ちに登録と取引を停止せよ。
不正に関わった業者を捜査せよ。
待ってました。EIAが報告書を公表!
EIA(Environmental Investigation Agency 直訳すると「環境調査局」、音からだとアメリカの情報機関CIA(中央情報局)みたいに響き、Environment Impact Assessment 環境影響評価 EIAのようでもあるが、ワシントンとロンドンに本部のある環境NGO)による調査で、日本の象牙取引は不正だらけであることが分かった。違法象牙を合法的なものとして登録しているという。
密猟によるアフリカゾウの減少を食い止めようとしている国際的な努力を損なうものと警告している。
主な論点と日本政府への勧告:
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報告書の主な論点:
日本の政策と慣行は、密猟の急増に対して中心的な役割の一つを果たしている。
日本は違法象牙取引を厳しく取り締まるという約束を破っている。
日本では2009年以来象牙の取引が増えるという気がかりな傾向がみられる。
2010年以降、象牙の登録が4倍近く増加したがその多くは合法性に疑いがある。
2009年以降、Yahoo! Japan のオークションで売られる象牙が急増した。楽天にもヤフーにも何千件という象牙の広告が出されている。
日本政府への勧告:
象牙の国内取引と直ちに禁じること。
象牙丸ごとの登録を全面的に直ちに禁じること。
象牙の登録に対し1995年にまで遡って警察の捜査を行なうこと。
違法な象牙の取引や登録を行なった業者に対して警察の捜査を行なうこと。
報告書「日本の違法象牙取引と象牙の登録不正」
Japan’s Illegal Ivory Trade and Fraudulent Registration of Ivory Tusks
http://eia-global.org/…/EIA_Japans_Illegal_Ivory_Trade_1210…
象牙の印鑑に関するこのブログの記事もぜひ参考に:
「ゾウと宇宙の永遠の沈黙」
http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2014-08-03-1
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日本は不正だらけ#象牙登録 #象牙国内取引直ちに登録と取引を停止せよ業者を捜査せよ環境NGOが報告書http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2015-12-11 #象 #ゾウ #象牙 #密猟
Posted by 象にささやく男 on 2015年12月11日
日本の象牙取引は不正だらけ。直ちに象牙の登録と取引を停止せよ。違法な取引・登録に関わった業者を捜査せよ。EIAが報告書を公表!EIA(ロンドンとワシントンDCに本部のある環境NGO)による調査で日本の象牙取引は不正だらけであること…
Posted by 象にささやく男 on 2015年12月10日
コメント
残り千数百頭となったボルネオゾウからも密猟で象牙
中国が2017年中に国内の象牙取引を禁じるという発表をした(2016年12月30日)。アフリカにおけるゾウ密猟の牽引車、中国がである。アメリカに続いて中国という象牙の巨大市場が閉じることになる。残るは日本だが、日本政府は国内の登録制度が機能しており売買されているのは合法材だけであるとの主張、売買を禁じるつもりはない。しかし、NGOの覆面調査などで、その制度が抜け穴だらけであることが詳細に指摘されている(「日本は不正だらけ」)。そして日本政府は、具体的な根拠をもってその指摘に反駁できていない。要するに、政府がちゃんとやってると言うんだからちゃんとやっているんだ、ということ。去年2016年9ー10月のワシントン条約締約国会議(南アフリカ・ヨハネスブルグ)では国内市場の象牙市場閉鎖を勧告する決議が採択されたが、日本政府は日本市場は閉鎖対象ではないとの解釈。これも、日本政府がそう言うからそうなのだ。日本は象牙に関して今後ますます風当たりが強くならざるをえない。中国の発表の翌日、「セイバー」というあだ名のボルネオゾウが遺体で発見された。殺されたのは11月下旬か。場所はボルネオ島、マレーシアのサバ州。Sabre(サーベルの意。セイバーと発音されるものと推測)とあだ名が付いたのは、普通のボルネオゾウは象牙が真っすぐ伸びているのに、この雄の場合、絶滅したスミロドン(剣歯虎/サーベルタイガー)の犬歯のように、内側に湾曲していたからである。保護活動家らからも愛され、発信器を付けられて野生に放たれていた。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓